おや? なんだろう? おもしろいね~ と自然に笑顔になり、楽しんで取り組みたいですね。 まさしくそれは彩りですね!!

卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

経営改善計画書を作成してみましょう その111 ~再生手法選択について 2~

2014-07-09 07:29:20 | ビジネス
こんにちは、彩りプロジェクトです。
このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。

少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。

彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。




今回は資本性借入金についてふれていきます。

DDSは資本性借入金の事です。

過剰債務な企業は、本業で黒字が出ていても常にキャッシュが足らない状況が続きます。

金融機関はそのような貸出先をどのように支援するか?を検討しました。

債権放棄をしたとしても、多額な債務免除益課税がありますし、何より金融機関における債権放棄が損金に計上されないリスクがあります。

これでは具体的な支援が出来ないという状態でした。

そのような事情を鑑み、代替案として考え出されたスキームが「DDS」(資本性借入金)なのです。

DDSは借入金を資本に準じた取り扱いとし、負債額を削減し、BSを改善する事が出来ます。

しかし返済義務が無くなる訳ではありません。

15年一括返済や5年超の期限に一括返済などの条件があります。

15年無担保型の場合は以下の要件があります。

再生計画策定企業(経営改善計画)で、計画要件は実質債務超過解消5年以内で適用金利は事務コスト相当の金利設定が可能となり(当初5年固定)(0.04%事務手数料相当分)、担保や保証はありません。

貸出期間はもちろん15年です。つまり15年後に一括返済するのです


DDSの効果としては、債務超過が解消されますので、新規融資が可能となります。

本業は黒字であるので、融資も通りやすいでしょうね。

これはいい!

と思われる企業は多いと思いますが、最初の条件としては、本業が黒字でなければ話にならないと思います。

もちろん計画にも妥当性があり、事業の将来性も考慮されます。

大変高いハードルがあるのが現状だと言う認識はお持ち下さい。

借入過多による債務超過状態での新規融資困難な為、キャッシュが回らない企業であればチャレンジ出来る内容になると思います。

しかしこの企業であればOKですとかNGですとか言うのは金融機関毎に違うものです。詳しくはお近くの認定支援機関にご相談下さい




現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。

彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)

経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」

「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」

というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。

お気軽にご相談下さい。

当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。

どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。

HPの申込フォームから(こちらから)どうぞ。

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