おや? なんだろう? おもしろいね~ と自然に笑顔になり、楽しんで取り組みたいですね。 まさしくそれは彩りですね!!

卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

マーケティング研究 他社事例 その97 人手不足の救世主!?②

2017-10-26 07:38:44 | ビジネス
こんにちは、彩りプロジェクトです。

このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。

少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。

彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。



人手不足の救世主!?②

しかし、アパレルでは一枚10円程度ならコストを吸収できますが、食品・日用品となるとそうはいかないみたいなんです。

経済産業省とコンビニ大手5社は今年4月2025年までに店舗で取り扱う年間1,000億点の商品全てにRFIDを取り付ける「コンビニ電子タグ1,000億点宣言」を発表しました。

単価の安いコンビニで実現出来れば、スーパーや百貨店にも波及させられるという思惑が透けて見える感じがします。

しかし、商品点数が多いコンビニやスーパーでは、普及に向けた課題は多いんです。

ローソンでは「宣言」に先駆けてRFIDを活用した無人レジの実証実験を実施しました。

大阪府内の対象店舗では、1個数十円~100円程度の菓子にまで1枚1枚電子タグを貼り付けました。

派遣社員の女性が1枚づつ手作業でタグをつけたのでした。

このように無人レジの利便性を享受するには、店内のどんな商品にも電子タグを貼る必要があります。

効率化の仕組みを動かす為には人手がかかる皮肉な現実があるのです。

経済産業省も手作業はさすがに現実的ではないとの認識を持っており、食品・日用品メーカーが出荷前に工場であらかじめ印刷するタイプのタグの開発を呼び掛けているようです。

しかし、これはメーカーに多額の設備投資を迫る事になります。

企業の方も業界全体で足並みがそろうか様子伺いの状況のようです。

コストの面のハードルはもっと高いと言えます。

単価が安い商品にもタグをつけるので、1枚あたり今の1/10のコストにならないと厳しいとの事です。

経産省は年間1,000億枚の生産規模があればタグの価格が下がると見ている節もあります。

(続く)



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成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 





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