おや? なんだろう? おもしろいね~ と自然に笑顔になり、楽しんで取り組みたいですね。 まさしくそれは彩りですね!!

卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

自ら動き出す組織 保育園編25 ~私に対する不満~

2018-03-14 09:56:55 | ビジネス
こんにちは、彩りプロジェクトです。

このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。

少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。

彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。



未来新聞を絵に書いた餅としない為にも必要なアプローチなのだが、やはり現実の課題を直視すると気持ちが重くなるものだ。

星野は事前に園長の柳井ともそういった点については確認していた。

「ワークショップでは、未来新聞を作成いただきます。」

「未来新聞とは?」

「未来新聞とは、未来の日付で描いていただく新聞で、例えば1年後、5年後などの日付で作成します。そして、ただ日付だけ入れておけばそれで良いかと言えば、そうでは無く、その日付では何が起こっているかを記載する訳です」

「たいがいの場合、未来においては今よりも進化している状況が語られますので、そういった意味では盛り上がります。」

「逆の未来も描かれませんでしょうか?」柳井は不安そうに尋ねた。

「もちろん、現状よりも悪くなっている状況も描かれるかもしれませんが、ある意味現状を示しているという点では評価できると思います。そこから、ではどうする?といった問いに反応しやすい状態とも言えるからです。現状に不満を持っていて、変えたいという気持ちも持っている点で、とても評価できる職員だと思いますよ。逆に、このまま現状維持でいけば明るい未来が待っていると思っている職員の方が危険だと思いますね。」

星野の言葉を聞いて、そんなものかと柳井は納得したのである。

ワークショップ参加者は一様に硬い表情だったが、意を決して、駒田が発言した。

「現状に不満のある職員は少ないと思います。園長先生は私たちの話を聞いてくれますし、周りの先生も一生懸命です」

それを受けて星野は「では、先ほどの未来新聞の状況にこのまま進めていけば実現出来るって事ですね」と発言した。

しばらく重苦しい雰囲気は続いた。その空気を変えたのは、オブザーバとして参加していた副園長の岡本だった。

「いいのよ。気にしないで。みんなが思う、変えた方が良い事、課題だと思っている事を話し合いましょう。例えば、私に対する不満とかもね。」

参加者から「そんなのないですよ~」という声が聞こえた。あきらかに場の空気が変わった瞬間だった。

行けると踏んだ星野は続けて、質問の意図は決して皆さんを不幸にする事ではない事、ちょっとした変化の積み重ねが大きな変化になる事、最終的には皆さんの働きやすさが向上する事にも必ずつながる事、を説明した。

下を見ていた参加者の顔が上がり始めた。

心が整ったと星野は感じた。

(続く)



「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。

経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。

彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。

研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。


保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。

また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

メール info@irodori-pro.jp

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お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 





現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。

こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。

メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。

なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。

金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。

「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。

「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。

※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)

・ここのところ、資金繰りが不安定だ

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彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)

経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」

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