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卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

自ら動き出す組織 保育園編27 ~暗黙の了解~

2018-03-16 07:03:32 | ビジネス
こんにちは、彩りプロジェクトです。

このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。

少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。

彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。



あわせて参加者に「なぜ5回」の体験もしてもらいたいと思い、この参加者同士でいいので園内の事で疑問があれば発問して下さいとお願いした。

ある参加者から「ピオトープって遊んじゃダメなんですか?」と質問があった。

何人かの参加者が顔をふせたのを星野は見逃さなかった。

赤井も顔をふせた一人だった。

星野はワークショップに参加している姿勢も素晴らしかった赤井に好印象を持っていたので、赤井なら話してくれるはずと思い、なぜ5回のテーマは「なぜビオトープが使用できていないのか?」に決めた。

最初のなぜに対する答えを各自が考えたら以下の通りだった。

・石がむき出して危険が多い
・裸足で遊ぶと危険だから
・0歳児クラスでは、靴を履いて歩いたことがあるが、石につまづいて危ないのでそれ以上使用していない
・使い方、遊ばせ方について話し合われていない
・滑ると危険(頭を打つ・足を切る)
・使用する第一歩が踏み出せていなかった
・安全に使用する為の話し合いが今まで無かった
・使用しているクラスがなく、使い方がわからなかった
・具体的な話し合いが無いまま使用せず、過ぎている
・危険だと言う事はわかるが、安全に遊べる方法を考え使用出来る方向性について検討していない
・くぼみとその周囲を含めて、その一帯をどのような活かし方をするのかわからない
・ビオトープと聞いても多分、共通理解がされていない
・使わなくても他の事で遊べている

この中から、使い方、遊ばせ方について話し合われていないを選択し、次のなぜへ進めた。すると次のような意見があがった。

・使っては行けないものという暗黙のルールができていた
・気にしていなかった
・なぜ・・・という疑問はありつつ、そこまで突っ込んだ思い入れが無かった
・使いたくても大きな問題になりそうだった
・「危険使用禁止」という理解を勝手にしていて話し合うという事が浮かばなかった
・0歳児クラスには適した環境ではないので、あえて使用しなくてもいいと思ってしまっていた
・夏の時期に使用したい場だったが「危ないから」という事で使用をさけていた
・危ないということが先にあり避けて遊ぶ場所という感じがあった
・他に話し合う事がたくさんあり、ビオトープまでいかなかった
・他の事で手いっぱい
・ビオトープ=大変な施設というイメージがあり、あえて自分で考えよう、話し合おうとは思わなかった
・自分が考える事とは思わなかった

これらの意見から、暗黙のルールがあるという事が気になったので星野はそれについてなぜを繰り返した。

テーマは「なぜ暗黙の了解があるのか?」とした。

・当たり前だと思いこんでしまう
・日々の忙しさに暗黙を了解
・当たり前だと思い込んでいて、疑問に対してチャレンジして行く事が無かった
・これでいいと気付かないでいるから
・保育の工夫を考えていない
・自分自身がつきつめようとする意識が無い
・あえて危険という事に触れなくてもいいかなという意識
・新しい事を始めようという意識が薄くなっている
・暗黙の了解があると、時にスムーズに仕事が進められるから
・暗黙をやぶろうという強い気持ちがない
・疑問が出ても、空気を察したら言い出せない(そんな小さな事、そんな細かい事、そこにこだわる?って思われちゃうかな~)
・一人で疑問に思い、改善しようとする意欲がない。楽したい。
・輪を乱したくない(みんなと同じが良い・・・)
・言い出しても取り上げてもらえない様な気がちょっとした。その為、自分の中で勝手に暗黙の了解を理解するようになってしまった
・思った様にならないことの原因をみんなで探るのは大変やりにくいので、そんな事かとおさめてしまう
・一つの事故が口コミで広がってしまった為(暗黙の了解が生まれている)(事がどんどん大きくなっている)

事実、ふるさと保育園では過去にビオトープで怪我をしたお子さんがいたようだ。

その事により、既存の先生は遊び場として使わなくなってしまった。

それが暗黙のうちに定型がしてしまい、新しく入った先生も遊んではいけない場と認識するようになったのである。

星野はここで注目したのは「なぜ」と思わない現状に課題があると指摘したのだ。

(続く)



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