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卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

自ら動き出す組織 保育園編31 ~建設的な状態とそうではない状態~

2018-03-20 07:53:49 | ビジネス
こんにちは、彩りプロジェクトです。

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「影響力?」高井は頭の中でこの言葉を繰り返した。

星野の説明では、誰もが相手に対して影響力を持っていて、同時に影響を与えているものとあった。

つまり、自身では無意識であるが自身の何かに触れて、相手は何かしらの反応があると言うことであった。

星野は自我状態の説明をした。

青い状態は青い状態を引き出し、赤い状態は赤い状態を引き出すのが基本であった。

自我状態には、大きく分けて3つの状態があり、親、大人、子供の状態がある。

親には養育的な親の青い状態、批判的な親の赤い状態がある。

我々は普段生活している中で他人に共感して生きていると思う。

それらの感情を強く持っているのは親の状態であるとも言える。

一方、そのままでは相手が良くない為に批判することがある。

これも同じく親の状態であり、相手を変えたいと強く思ってしまう。

大人は、青い状態しか無い。論理的であり、合理的に物事を解釈しようとする。

いたって建設的であるゆえに、相手も同じような対応をしやすい。

子供は3種類ある。

見たままを口から発している無邪気な状態は青い状態。

理解を示さずに反抗する状態と従順にふるまってはいるものの同じく理解を示さない状態は赤い状態である。

青い状態は、建設的な状態、赤い状態は非建設的な状態である。

建設的とは、スタートからゴールに向けて、道筋をつけて進むものだが、非建設的は、スタートこそはすれど、一向にゴールに向かう状態ではなく、混沌とした状態をも引き出してしまうものだ。

このように自我状態はいつだって相手と同じ状態を引き出すものである。

これを相互交流という。一方、交差交流は相手の自我状態の逆の対応をすることである。

さらに、親の状態は子供の状態を引き出し、反対に子供は親の状態を引き出します。

同様に、親は親を引き出し、子供は子供を引き出すということがわかっている。

大人は説明するまでもないが、大人を引き出す。

(続く)



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