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卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

自ら動き出す組織 保育園編32 ~相手に反応させている自分の状態~

2018-03-21 07:12:55 | ビジネス
こんにちは、彩りプロジェクトです。

このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。

少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。

彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。



自我状態は自分の状態のことである。

さらに、いくつかの自我状態で自分らしさが説明できる。

特に自分の中でいつも出やすい自我状態があるものである。

そして、それが無意識に相手に影響を与えていることがある。

星野の説明は続いた。

つまり、養育的な親の状態が強い人は、気を配り、人に共感し、理解がある。

よって相手はとても接しやすく、心を開きやすい。

結果、相手の無邪気さを引き出している。

一方、批判的な親の状態が強い人は、相手がそのままでは良く無いので、相手を批判する。

結果、反抗してこちらの望んでいることをやらない反抗的な子供の状態や、OKでは無い事を間接的に伝える従順な子供の状態になってしまうものである。

そして、やっかいな事に、我々は普段この自我状態を意識していないものである。

結果、相手への見えない影響力となっているものである。

高井は自分はどんな自我状態が強いか考えてみた。

従順な子供の状態が強いと思った。

従順な子供の特徴は、小さい声、はっきりしない言い方、泣き言のような愚痴、人の顔を見ないで話すなどがあった。

どれも教室での自分に当てはまり、とても恥ずかしい気持ちになった。

一方、濱野も自身を振り返り、保育園では養育的な親で、家では批判的な親が強いかなと感じていた。

赤井は面白いと思った。

自分自身では大人な感情が多く出ていると感じた。

「だから、私と一緒にいる人は、少し緊張しているような感じがあるんだわ」

赤井はさらに自分で何を意識していくかも決めた。

「もっと無邪気さを持ちたいな。共感してくれる仲間と仕事もプライベートも進めていけたら幸せだな」

赤井は自分の中での変化を感じたのだ。

そして、これらの影響力を意識しながら保育園生活を送ることが大切であると星野は説明したのであった。

この研修に参加していない人たちに対して、研修での学びを実践していくことが、最大の共有につながることを参加者は感じとったである。

(続く)




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