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マーケティング研究 他社事例 511 「ウォーターフロント・トロント①」 ~グーグルの参加を巡り大論争~ 

2020-03-07 08:33:05 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 511 「ウォーターフロント・トロント①」 ~グーグルの参加を巡り大論争~


再開発を担うカナダの政府機関「ウォーターフロント・トロント」は昨年の10月31日、アメリカのサイドウォークに対し、プロジェクトの進行に関する暫定的な認可を与えたのでした。

サイドウォークはグーグルの一部門です。

水色のビルを囲む周辺地域をスマートシティーにするこのプロジェクトは、13億ドル(約1400億円)の工費が見込まれています。

グーグルという巨大ハイテク企業を都市の設計に加えるべきか否かを巡り、トロントでは何か月にもわたる激しい政治論争が続けられました。

議論があまりにも白熱したため、サイドウォークは認可を得るのに大幅な譲歩を迫られたのでした。

プロジェクトは今春、公聴会を開催した後、最終承認を得る必要があります。

しかしながらこのハードルを越えれば、グーグルだけではなくトロントも、一つの山場を越えることになります。

サイドウォークが目指しているのは、西欧諸国でも最先端のスマートシティーを作り上げることです。

スマートシティーには人々とつながり、監視し、双方向に作用する数々の建築物が建てられます。

サイドウォークの経営陣はまた、この実験の成果を他の地域でも生かす意向を持っています。

つまり、トロントはガラス張りの実験室のようなもので、その結果は観察され、将来的な設計に生かされるといった事です。

このプロジェクトについて初めて耳にしたとき、皆さんはどのように感じたでしょうか?

過去2年間、巨大ハイテク企業が我々の個人データをどん欲に収集し、広報を予測するために使用することを巡って限りない議論が戦わされてきました。

これは、サイドウォークが未来都市を建設から野心的な構想を明らかにしてからの期間と重なります。

ケンブリッジ・アナリティカとフェイスブックを巡るスキャンダルはその典型例です。

さらに、このほど新たなスキャンダルが持ち上がりました。ウォール・ストリート・ジャーナルが次のように報じたのです。

「グーグルが患者に知らせることなく、提携先の医療システム会社を通じて数百万もの人々の医療記録を収集した」

(しかしグーグルはこの行為はアメリカ連邦法に違反していないと主張し、収集したデータに対してはしかるべき保護措置を講じているとも言っています)

このような話を聞けば、トロント市民は、さらに大きな影響力をハイテク企業に与えることに消極的になります。

そして、こうした懸念は世代を問わず幅広い市民の間に広がります。

しかし、実際に実験棟とも言えるビルに足を踏み入れると、全く違った感覚に襲われる事になります。

新しいスマートシティーの設計は間違いなく優美で、至る所に木材が使用されており、環境にやさしい配慮が余すところなくなされていますし、建物には、センサーが配備されており、雨水の収集を制御しているのです。

発電のための太陽光パネルが設置されるとともに、使用されていない電気機器のスイッチを自動的に切る仕組みが取り入れられています。

サイドウォークが盛り込んだイノベーションの多くは良識的なものと思われるのでした。

日本でも多くの報告がされていますが、都市インフラのかなりの部分が老朽化した危険な状態に陥っていると考えればなおさらであるという事に気付きます。

(続く)


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