大好きな年収200万の男と好きでもない年収1億の男、どちらと結婚するべき?
インドネシアへ嫁いだばかりのデヴィ夫人。日本人離れした美しさは、本当に見とれてしまいますね。
今回のデヴィ夫人の婚活論は、結婚とお金の関係について。思わずドキッとさせられるタイトルですが、実際のところとっても気になりますよね。よく「お金で愛は買えるのか?」という話題になりますが、そこのところ一体どうなのでしょうか? さっそくデヴィ夫人に聞いてみましょう。
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愛はお金で買えるのか?
みなさま、ごきげんよう。 デヴィ・スカルノでございます。 「愛はお金で買えるのか?」 わたくしはよくこの質問を受けることがあります。 わたくしにしてみたら、こんなこと聞かなくてもお分かりになるでしょうと思うのですが、
今回はハッキリとお答えしましょう。 「愛はお金で買えます!」
年収200万円の男と1億円稼ぐ男の違い
じゃあ、わたくしからみなさまへ質問です。大好きだけど年収200万円の男性と、あまり興味はないけれど年収1億円の男性。果たしてどちらと結婚するのが幸せだとお思い?
答えはもちろん、1億円稼ぐ男性です。
では、詳しく説明してまいりましょう。まず、年収200万円の男性との結婚生活。結婚したらその男性を嫌いになってしまうのではないかしら? 大昔の大和撫子はもういないから、貧しく満たされない生活だと、相手を敬えなくなってくるのよ。ケンカも増えるでしょうし、不平不満が増して愛の熱量も冷めてくる。
でも、年収1億円稼ぐ男性は、あなたの生活を満たすことができる。人間は満たされていると不平不満がなくなり、相手のことを敬うことができるの。それに感謝も。わたくしの周りには億以上の収入がある人と結婚している方がたくさんおります。みなさん満たされ豊かな生活を日々実感されていて、とても幸せそうですわ。
人間とは欲深い生き物
わたくしはみなさまには幸せになってもらいたいのです。ですから、今回は綺麗ごとを一切排除してお伝えしますね。人間って本当に欲深い生き物なのよ。わたくしだって「愛はお金では買えません!」なんていうことを信じていた純粋な娘時代もありましたが、人生の経験値が増えるほどそんなことが言えなくなってしまいました。もちろん、いろいろなタイプの方がいらっしゃるので「絶対にお金で愛が買える」とまでは言いませんが、たいていの場合は「お金で愛は買える」ものなのよ。
では、例の年収200万円の男性との結婚。昔なら“愛があればそれだけで大丈夫”と何があっても我慢ができた人もいたと思うけど、この物質豊富な現在ではちょっと難しいんじゃないかしら。辛抱して生活を続けて、自分もどんどん年老いていく。それはあなたが思い描いた生活でしょうか?
1億円の男性に対してはじめは愛がなくても、満ち足りた生活を送らせてもらえる毎日に感謝するようになるわ。そして、それだけの収入を稼ぐことができる能力を尊敬し、その尊敬が次第に愛に変わってくるのよ。
これだけ財力があれば、安心して子供が産めるわ。そして、子供にあなたが望む教育を存分に受けさせてあげることもできる。
ここまで言って、それでも「お金で愛は買えない」という人がいたら、試しに年収200万円の男性と結婚してごらんなさい。あなたが1億円稼ぐ男性を手放した途端、すぐ他の女性に取られるでしょうね。
一方、年収200万円の男性を手放しても、誰も取りに来ない。そのぐらい人間って欲が深いの。
お金を稼げる男性への尊敬の念
前にもみなさまにお伝えしましたが、結婚生活で大切なことは、『尊敬』『信頼』『思いやり』この3つです。結婚生活をいかに素晴らしいものにできるかも、相手の男性に対してこの3つの気持ちを持ち続けていられるかどうかです。
今回はお金に対して厳しいことを言いましたが、家族が安心して自由に不満なく生活を送れるということは、あなたの幸せのベースになること。生活を支えるために外で頑張って働いてくれている男性に対し、誰だって自然と尊敬の念を抱きますよね。そして、家にいない時間も相手を信頼し、その働きを思いやり、帰ってきたら優しく接する。生活のベースが安定していると、結婚生活で大切な3つが自然と相手に対してできるのです。
結婚は綺麗ごとではなく、リアルな生活のこと。そのためにもお金のことは避けては通れない話なのです。
1億円稼がなくても安定した生活が送れる男性を
今回は例え話で年収1億円と言いましたが、億を稼ぐ男性から選ばれるのは並大抵のことではありません。そこまでの収入を男性に求めるのは難しくても、せめて安定・安心した生活を送ることのできる収入のある男性を選ぶことが大切だということを知ってもらいたかったのです。
今までたくさんの結婚生活を見てきました。お金で苦労する人、夫の女性問題で苦労する人……。 でも、たいていの問題はお金で解決してしまうのよ。
みなさんは幸せになるために生まれてきたのよ。そのためには結婚生活に対するリスクを回避できる男性と出会う努力を怠らないこと。わたくしはいつでもみなさまの幸せを願っておりますわ。 では、今日はここで失礼いたします。 みなさま、ごきげんよう。
デヴィ・スカルノ
19歳でインドネシアに渡り、22歳でインドネシアの初代大統領スカルノ氏と結婚。日本人で海外の国家元首の妻になったたったひとりの女性。
大統領が亡くなった後はパリへ拠点を移し、社交界では『東洋の真珠』とうたわれ、デヴィ婦人の愛称で親しまれる。華麗な経歴、そして浮世離れした存在感として講演、コメンテーター、バラエティー、他TV番組等多様に展開。また地球規模で慈善活動を行っている。