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イタリア料理『ピアットスズキ 』麻布十番>茨城 食のアンバサダー>

2024年12月10日 12時01分01秒 | 食のこと



ピアットスズキ オーナーシェフ いばらき食のアンバサダー | いばらき食材を使う料理人 | 茨城をたべよう 食と農のポータルサイト 






 東京・麻布十番駅から徒歩2分ほどの場所に位置する『ピアットスズキ』。オーナーシェフの鈴木弥平さんは、伝統的なイタリア料理を基本に、革新的な技術を融合した料理を提供する料理人です。 

 出身は茨城県水戸市。高校時代にフランス料理店でアルバイトをしていた事がきっかけで料理の世界に魅了され、地元の中川調理技術専門学校を卒業後、単身上京しました。 鈴木さん「どうせやるなら上れる所まで上り詰めたいという気持ちで、上京することは決めていました。雑誌で“平田勝シェフ”の記事を読んで、この人の店で働きたいと憧れて、平田シェフが所属している会社に飛び込みました。当時はイタリア料理がどんなものかも分からず『スパゲティーか』くらいの軽い気持ちでしたね。」

ピアットスズキ カウンター



 当時19歳だった鈴木さんは、平田シェフのもと『ラ・パタータ』で営業中はホールスタッフとして、営業時間外は厨房で料理の勉強と、とにかくがむしゃらに勉強したそうです。 

鈴木さん「ホールスタッフの経験は、店を第三者的に見たり、全体の動きを把握したりすることができて本当に貴重でした。料理人は厨房から店を見ることが多いため、視野が狭くなりがちです。ホールスタッフとして働いてみると、コミュニケーションが上手い事にも自分自身驚きました(笑)。この4年間がなければ、今の自分はありません。」 

 ホールスタッフして働いたことで、多くのファンを得た鈴木さん。当時のお客さんは現在もピアットスズキにいらっしゃるそうです。

ピアットスズキ 鈴木弥平さん


 鈴木さんは、平田シェフが独立する際に誘いを受け『クチーナヒラタ』に移り2年間、平田さんの持つ超一流の技術を身に付けようと、今まで以上に寝る間も惜しんで料理の勉強に励んだといいます。  その後、本場イタリアのリストランテで修業を積み、帰国後、27歳で師匠である平田シェフの店『ヴィノ・ヒラタ』のシェフになりました。“明け方まで楽しめるワインと気軽なイタリアン”がコンセプトの同店は、大ヒット。その後8年間腕を振るい、平田シェフの勧めもあって独立を決意。鈴木さん35歳の時、2002年に『ピアットスズキ』をオープンしました。  鈴木さん「ピアットスズキは、皆さんが知っている、パスタやピザ、煮込み料理など一品ごとのイタリア料理ではなく、“一品一品に技術の入ったイタリア料理をコースで食べるリストランテ”、というのがコンセプトです。コースで食べる料理はフランス料理だけじゃない!との思いから、常に新しい料理を提供できるようにチャレンジしています。ピアットスズキでは、オープンから現在まで変わらず、料理はコースに限定しています。」

茨城食材について
鴨のラグー・タリアテッレ






 特別に用意していただいた『鴨のラグー・タリアテッレ』には、茨城県城里町の特産品、“赤ねぎ(レッドポワロー)”が添えられていました。  以前から茨城の農産物を重宝しているという鈴木さん。  鈴木さん「特に茨城の栗は昔から使っています。ソースにしたり、デザートにしたり。栗といえば丹波栗が有名ですが、茨城の栗はそれよりも美味しいと思います。その他にも、今回使った赤ねぎ(レッドポワロー)をはじめ、レンコンなども本当に美味しい。肉も、茨城から常陸牛を直送してもらっています。」    毎月、誌上での対談など全国の生産者と話をする機会があるという鈴木さん。茨城の生産者との出会いで、そのおいしさに改めて気づく機会も多く、「こういった出会いを大切にしたい」と語ります。


インフォメーション
名称 ピアットスズキ
住所 東京メトロ「麻布十番駅」から103メートル
お問い合わせ TEL: 03-5414-2116
WEBサイトURL
アクセス 東京メトロ「麻布十番駅」から103メートル



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