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「学校に無理して行かなくてもいいよ」→親に不登校を放置された子どもの行く末は?

2024年12月04日 23時05分55秒 | 教育のこと

「学校に無理して行かなくてもいいよ」→親に不登校を放置された子どもの行く末は? 





写真はイメージです Photo:PIXTA
© ダイヤモンド・オンライン


小・中学校時代に不登校を経験した子どもたちの多くが高校に進学しており、学校にもっと行っていればよかったと思っていることを考えると、不登校になった時点で早々に学校復帰を諦めずに、まずは学校への復帰を全力で支援することが重要なのではないだろうか。


「嫌だったら無理して学校に行かなくてよい」と考える大人が増えている。しかし、不登校児の中には、実は登校を望んでいる子どもや、登校しなかったことを後悔している子どもも多いのだという。不登校状態を安易に放置することで、成人後の引きこもり問題にもつながるなど、かなり深刻な問題を引き起こすおそれもある。本稿は榎本博明『学校 行きたくない 不登校とどう向き合うか』(平凡社)の一部を抜粋・編集したものです。


文部科学省の方向転換が


不登校を増加させた?


 このところ不登校に関しては、無理に学校に通わなくてもいいのではないか、という意見もみられるようになってきた。


 かつては不登校への対応としては、校門までの登校、放課後の登校、保健室などの別室登校など、工夫をしながら学校に戻れるように支援していくのが一般的だった。もちろん今でもそうした支援が主流ではあるが、何も無理をして学校に戻らせなくてもいいのでは、と考える人も出てきている。


 それには、学校が個人の個性に対応した教育ができていないなど、一斉教育に対する批判に代表されるように、学校に対する不信感が根底にあるように思われる。



 だが、きっかけとしては、2016年に文部科学省により「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」が公布され、この法律に則って不登校の児童生徒の教育機会の確保を推進するために、2017年に「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する基本指針」が公表されたことがあげられる。


 その基本指針では、「不登校というだけで問題行動であると受け取られないよう配慮」する必要があるとし、また支援に際しては「登校という結果のみを目標」にするのではなく、児童生徒が自らの進路を主体的にとらえて、社会的に自立することを目指す必要があるとしている。


 そして、不登校の児童生徒が教育を受けられるように、教育支援センターや特例校、夜間中学などの設置の促進を訴えている。


 不登校の子どもたちに多様な教育機会を保障するのは大事なことである。だが、このような文部科学省の方針転換が不登校を増加させているとの指摘もある。


 無理して学校に行かなくてもよいと考える親が増えていることは以前から指摘されてきたし、そうした文部科学省の方針転換がこのところの不登校の急増をもたらしているのかどうかはわからない。


 だが、無理して学校に行かなくてもよいのではないか、という保護者がさらに増えるきっかけになったといえそうである。


学校に行かなかったことを


後悔している不登校児たち


 不登校の児童生徒の人数が増加し続けているだけでなく、成人後のひきこもりも増えており、2019年の内閣府による調査では、15歳から39歳よりも、40歳から64歳の中高年のひきこもりの方が多いことがわかり、深刻な社会問題とみなされるようになった。その後もひきこもりは増えており、2022年に内閣府により実施された調査では、15歳から64歳のひきこもり人数は約146万人と推定されている。


 このように不登校から成人後のひきこもりへの移行が懸念されるため、安易に、学校に行かなくていいとも言い難い状況になってきている。



 小・中学校時代に不登校を経験した子どもたちの多くが高校に進学しており、学校にもっと行っていればよかったと思っていることを考えると、不登校になった時点で早々に学校復帰を諦めずに、まずは学校への復帰を全力で支援することが重要なのではないだろうか。


 たとえば、文部科学省が2021年に実施した、前年度に不登校であった小学6年生と中学2年生を対象とした「令和2年度不登校児童生徒の実態調査」によれば、学校を多く休んだことに対して、小学6年生では、「もっと登校すればよかったと思っている」という者が25.2%であるのに対して、「登校しなかったことは、自分にとってよかったと思う」という者が12.8%というように、不登校を後悔している者の比率が不登校を肯定している者の比率の2倍となっている。


 中学2年生にいたっては、「もっと登校すればよかったと思っている」という者が30.3%であるのに対して、「登校しなかったことは、自分にとってよかったと思う」という者が10.3%というように、不登校を後悔している者の比率が不登校を肯定している者の比率の3倍となっている。


 このような不登校経験者を対象とした調査データからも、不登校に陥った際には、まずは第一に学校への復帰に向けて支援すべきであろう。


「学校に行きたくない」生徒の


8割以上が高校には進学している


 また、文部科学省による「不登校に関する実態調査~平成18年度不登校生徒に関する追跡調査」では、中学3年生在籍時に不登校であった生徒に対して5年後に追跡調査を行っている。





『学校 行きたくない 不登校とどう向き合うか』 (榎本博明、平凡社新書)
© ダイヤモンド・オンライン

 その結果をみると、不登校だった生徒の85.1%が高校に進学している。さらに大学・短大・高専に進学した者も22.8%となっている。こうしたデータをみると、たとえ中学生時に不登校であっても、その後ほとんどの者が高校に進学していることがわかる。


 学校に通うことを軽視する風潮があるが、このような不登校経験者の意識やその後の進路についてのデータをみると、学校に行かなくてもいいと安易に考えるのは早計であるといってよいだろう。







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沢田研二ほど努力を欠かさない男はいない 78歳で初アルバムリリースの瞳みのるが感じたジュリーとは

2024年12月04日 22時03分54秒 | 文化と芸能

沢田研二ほど努力を欠かさない男はいない 78歳で初アルバムリリースの瞳みのるが感じたジュリーとは 










沢田研二ほど努力を欠かさない男はいない 78歳で初アルバムリリースの瞳みのるが感じたジュリーとは

 1960年代後半のグループサウンズブームの時代に、ザ・タイガースのドラマー「ピー」としてアイドル的人気を博した瞳みのるさん。グループ解散後、芸能界とは一切縁を絶って大学進学し、慶應義塾高校の教師に。2011年に沢田研二ら元メンバーの呼びかけで復帰した際は大きな注目を集めた。あれから13年を経た今も、年齢を感じさせない若々しさで西へ東へと仕事に明け暮れている。9月21日に地元・京都で開いた78歳記念のバースデーライブには全国から約300人のファンが集まり、瞳さんのトークや歌に釘付けなっていた。この日にリリースされた初アルバムのことやタイガースのメンバーらとの近況などについて聞いた。



 * * *


ーー9月のライブ「Ha・Pee・y Birthday Event 2024 in 京都」の日にリリースされたアルバムのタイトルは『おもい・いくさ・さとやま』。意外にもソロでは初のフルアルバムということですが。


 この年で初アルバムってなかなか珍しいかもね。別に「アルバムを作ろう」と意気込んだわけじゃないんだけど、曲がたまってきたもんで(笑)。アルバムはタイトルの通り、3つのテーマで構成されています。「おもい」はこれまでの人生で感じてきた思い。「いくさ」は今、ウクライナやパレスチナなど世界各地で起こっている戦争について。「さとやま」は故郷・京都のこと。


■沢田とも出会ったダンス喫茶
ーー『鴨川高瀬河原町』は若いころのタイガースのみなさんの顔が浮かんでくるような曲ですね


 友人たちと夜な夜な集い、沢田とも出会った四条河原町のダンス喫茶「田園」、贔屓(ひいき)の旦那さんに連れられて夜遊びした祇園界隈、メンバーで何度となく行き来した鴨川沿い……いろんな青春の思い出を込めています。


ーー帰還事業で北朝鮮に行った同級生を歌った『イマジン・イムジン少年時代』は特にインパクトがありました


 小学生時代、キヨとフクチンという在日朝鮮人の友人がいました。よく一緒に遊んだのですが、5年生のときだったか帰還事業で北朝鮮に渡っていったんですね。行く前、とても晴れがましいような、うれしそうな顔をしていたのを覚えてるけど、連絡もつかなくなりそれきり。やがて報道で北朝鮮の惨状が伝わってきて、彼らはどうなってしまったんだろうと心を痛めました。もう生きてはいないかもしれない、でも会えるものならもう一度会いたい。そんな気持ちを込めて作った曲です。



ーー『秋望』もきわめて詩的な表現手法の曲ですが、「ガザ」や「ウクライナ」といった言葉が出てきてドキッとします


「國破れて 山河在り」……唐の詩人・杜甫が歌った『春望』を参考にしました。タイガースは1968年に『ヒューマン・ルネッサンス』という反戦歌を主体としたアルバムをリリースしています。当時はベトナム戦争の影響で、若者たちが平和についてとても真剣に考え、議論した時代でした。50年以上が経ち、世界が変わらず戦火につつまれているというのはとても悲しいことです。かつて反戦を叫んだ世代としてなにか発信しなければいけないと思い、作りました。


■死ぬまで、言うべきことは言い続けたい
ーー貴重な発信だと思います。これだけ危機的な状況でも昔のような反戦の声はなかなか聞こえてきません


 同世代ではさまざまなミュージシャンや論客がいたはずなんですけどね。彼らにとって反戦はもうリアルではなくなってしまったのかもしれない。でも僕は死ぬまで、言うべきことは言い続けたいと思います。ザ・フォーク・クルセダーズの北山修さんとか今どんなことを思ってるんだろう? なかなか機会がないけど、久しぶりに会ってみたいですね。


ーー3月に「EXシアター六本木」(東京都港区)で開催したライブ「瞳みのる&二十二世紀バンド LIVE2023-2024! 結成10周年」のDVDが発売されました。二十二世紀バンドとの演奏はもちろん沢田さんや森本タローさんと一緒に歌う姿も収められ、大反響のようです


 当初は配信だけのつもりだったのですが、思った以上に反響がありDVD化しました。そうと決まっていたらもっと歌詞を間違えないように気をつけたんだけどな(笑)。でも、10年続けてきた二十二世紀バンドや、その結成を助けてくれた沢田やタローと一緒にやれた思い出が形にできたことはうれしいですね。


ーー最近、タイガースのみなさんとはいかがですか


 たまに集まって食事するくらいですが、9月25日に「昭和女子大学 人見記念講堂」(東京都世田谷区)であった沢田のライブは、タロー、岸部一徳と観にいきましたよ。以前、沢田のライブを「歌詞間違い連発」とかたたいているネットニュースを見たけど、歌詞カードを見ずにあれだけ歌えたらすごいもんです。いつも会って話すのは京都時代の思い出話ばかりですが、衰えない声量といい、パフォーマンスといい、彼ほど前向きに努力を欠かさない男はいない。ステージにかける並々ならぬ情熱があるんでしょうね。


ーー現在78歳。実感はいかがでしょうか


 テレビを見ていても面白くないし、若者のボキャブラリーのなさが気になるだけ。年取っちゃったってことなんですかね(笑)。体調面でも今年に入って肺炎、胸や背中の打撲、腰椎骨折、白内障の手術とトラブル続きでした。これだけ病院に通ったのは初めてです。
でも年齢によって体の不調が起こるのは仕方のないこと。幸い気力だけは若いころからまったく衰えていないので、眼鏡をかけても杖をついてでもステージに上がってやりますよ(笑)。


◇ ◇


 プライベートでは2015年に再婚。19年、72歳のときに授かった男の子は今は5歳に。以前なら瞳さんがドラムの練習をしていると興味をもって一緒にたたいたりしたものの、最近はiPadでゲームざんまいとのこと。お子さんに構ってもらえないことに少々寂しそうな様子だったが、これから年末にかけトークショーにライブにと忙しい。フラストレーションを情熱に変え、今後もさらなる表現の新境地を開いていただきたいものだ。


ひとみ・みのる/1946年9月22日、京都生まれ。1967~71年までザ・タイガースのドラマーとして在籍。グループ解散後、芸能界から引退。解散直後に高校(京都府立山城高等学校)に復学し、1年間の猛勉強で慶応義塾大学文学部に合格。文学部中国文学科を卒業後、修士課程を経て慶応義塾高校で教壇に立つ。2011年に芸能界へ復帰し、ザ・タイガースのメンバーとも積極的に競演する。24年9月21日、初のフルアルバム「おもい・いくさ・さとやま」をリリース。公式ホームページ:https://www.hitomiminoru.com/


https://www.msn.com/ja-jp/news/entertainment/%E6%B2%A2%E7%94%B0%E7%A0%94%E4%BA%8C%E3%81%BB%E3%81%A9%E5%8A%AA%E5%8A%9B%E3%82%92%E6%AC%A0%E3%81%8B%E3%81%95%E3%81%AA%E3%81%84%E7%94%B7%E3%81%AF%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%84-78%E6%AD%B3%E3%81%A7%E5%88%9D%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%A0%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%81%AE%E7%9E%B3%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8B%E3%81%8C%E6%84%9F%E3%81%98%E3%81%9F%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%A8%E3%81%AF/ar-AA1sGf4C?ocid=msedgdhp&pc=NMTS&cvid=fc7f1ee1acf94e82a57b09ed8e4e131b&ei=7




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師走の夕刻、お参りで

2024年12月04日 19時03分56秒 | 日々の出来事
日が沈むと急に冷えますね⭐

あとひと月で、2025年新年を迎えますね。


12/1/2024
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月が昇ります☺

2024年12月04日 18時03分54秒 | いろいろな出来事
月の灯りが映える季節になりました❗




12/30/2020
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寒さの川面に

2024年12月04日 17時03分35秒 | 日々の出来事
川面も、すでに冬の寒さです⭐




1/24/2024
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