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「この年で妊娠なんて一生の不覚…」43歳未婚の看護師がまさかの妊娠。産んだはいいけどリアルは残酷。自由ナシの結婚とボロボロの身体で育児の現実を追う。
2/12(水) 7:02配信
<前略<>
「あえて家庭を持たない、あるいは結婚しても子を持たないという選択をされる方も増えている一方、実はひそかに増えているのがアラフォーの授かり婚だというのです」。
実際に43歳で授かり婚を経験した女性から話を聞いた。
看護師の榎本美和さん(仮名・45歳)が妊娠に気付いたのは43歳の時。最初は大慌てだったという。
「一応付き合っている彼がいました。私は夜勤もしてて生活も不規則。そこまで頻繁に会っていなかったし、彼も当時45歳だし、出産なんて考えてもいなかったんです。だから正直な話、一生の不覚とさえ思いました」。
結婚したい思いはなかったのだろうか。
「30代までは結婚願望も人並みにありました。でもずっとご縁がなかったんです。だから妊娠はチャンスと思う反面、ここまで独りでやってきたのに、今さら人と生活するなんてできるんだろうかと不安も強かったのが正直なところです」。
仕事ではそれなりのポジションにつき、給料面も申し分なく、可処分所得は多かった。
「業務はハードですけど、自由な時間もある。好きなことを好きなときに出来る環境を手放すことを躊躇しました。でも身体は正直で変化は止められない。どうしようかと考えあぐねている間につわりが襲ってきて。お腹に本当に命が宿っているんだと気づかされました。悩んでいる場合じゃないと思い切って彼に相談しました。妊娠2か月の時でした」。
おろそうと言われたら諦めよう、そう考えていた美和さん。しかし彼は予想外の大喜び。
「絶対に産んでくれ!って言われて私も有頂天に。この人の子を産むんだ、私が母になるんだって、一気にアドレナリンが出ました」。
そこからはスピーディーに事が進んだ。籍を入れる手はずや物件探しも進んでやってくれた彼。行動力のある姿に惚れ直した。しかし、問題がひとつ。
「お互いの職場が遠くかったんです。2時間以上かかります。だから家選びで大きな壁にぶち当たりました」。
美和さんのつわりは酷くなる一方で仕事に行けない日が増えてきた。その様子を見た彼はいったという。
―僕が養うから。仕事を離れてもいいんだよ。
2/12(水) 7:02配信
<前略<>
「あえて家庭を持たない、あるいは結婚しても子を持たないという選択をされる方も増えている一方、実はひそかに増えているのがアラフォーの授かり婚だというのです」。
実際に43歳で授かり婚を経験した女性から話を聞いた。
看護師の榎本美和さん(仮名・45歳)が妊娠に気付いたのは43歳の時。最初は大慌てだったという。
「一応付き合っている彼がいました。私は夜勤もしてて生活も不規則。そこまで頻繁に会っていなかったし、彼も当時45歳だし、出産なんて考えてもいなかったんです。だから正直な話、一生の不覚とさえ思いました」。
結婚したい思いはなかったのだろうか。
「30代までは結婚願望も人並みにありました。でもずっとご縁がなかったんです。だから妊娠はチャンスと思う反面、ここまで独りでやってきたのに、今さら人と生活するなんてできるんだろうかと不安も強かったのが正直なところです」。
仕事ではそれなりのポジションにつき、給料面も申し分なく、可処分所得は多かった。
「業務はハードですけど、自由な時間もある。好きなことを好きなときに出来る環境を手放すことを躊躇しました。でも身体は正直で変化は止められない。どうしようかと考えあぐねている間につわりが襲ってきて。お腹に本当に命が宿っているんだと気づかされました。悩んでいる場合じゃないと思い切って彼に相談しました。妊娠2か月の時でした」。
おろそうと言われたら諦めよう、そう考えていた美和さん。しかし彼は予想外の大喜び。
「絶対に産んでくれ!って言われて私も有頂天に。この人の子を産むんだ、私が母になるんだって、一気にアドレナリンが出ました」。
そこからはスピーディーに事が進んだ。籍を入れる手はずや物件探しも進んでやってくれた彼。行動力のある姿に惚れ直した。しかし、問題がひとつ。
「お互いの職場が遠くかったんです。2時間以上かかります。だから家選びで大きな壁にぶち当たりました」。
美和さんのつわりは酷くなる一方で仕事に行けない日が増えてきた。その様子を見た彼はいったという。
―僕が養うから。仕事を離れてもいいんだよ。
「その言葉にめちゃくちゃ泣きました。つわりもキツかったし、何より周囲からの視線が厳しくて…」。
先輩からは「私のときは休むなんてありえなかった」と責められ、若手からは「この歳で妊娠とかキツそう」と言われ、美和さんの心は荒んでいた。
「彼の提案をありがたく受け入れました」。
大手企業の管理職である彼への信頼と看護師だから再就職は簡単だという思い込みがあったという。
「妊娠中でホルモンバランス乱れていたのかも。今思えばバカだったなって思います」。
晴れて退職をし、専業主婦として夫を支える日々。どんどん大きくなるお腹。これが女性としての幸せなのね…と感じていた矢先。仕事で夜遅く帰って来た彼の衝撃的な一言が美和さんを現実に引き戻した。
―そういえば、今月の生活費、まだもらってなかったよね。ちゃんと払ってね。
美和さんは耳を疑ったという。
【関連記事】「お金にも気持ちにも余裕のある子育て」では夫との認識の違いと家族の変化をさらに詳しく追っていく。
取材・文/祥鹿
先輩からは「私のときは休むなんてありえなかった」と責められ、若手からは「この歳で妊娠とかキツそう」と言われ、美和さんの心は荒んでいた。
「彼の提案をありがたく受け入れました」。
大手企業の管理職である彼への信頼と看護師だから再就職は簡単だという思い込みがあったという。
「妊娠中でホルモンバランス乱れていたのかも。今思えばバカだったなって思います」。
晴れて退職をし、専業主婦として夫を支える日々。どんどん大きくなるお腹。これが女性としての幸せなのね…と感じていた矢先。仕事で夜遅く帰って来た彼の衝撃的な一言が美和さんを現実に引き戻した。
―そういえば、今月の生活費、まだもらってなかったよね。ちゃんと払ってね。
美和さんは耳を疑ったという。
【関連記事】「お金にも気持ちにも余裕のある子育て」では夫との認識の違いと家族の変化をさらに詳しく追っていく。
取材・文/祥鹿