信州四賀から

斉藤一徳が信州四賀の情報をお届けします。

四賀地区4小学校統合に関する全体懇談会 その2 追記

2007年02月27日 | ちょっと堅い話
 昨日の会議で、気になった事。

その1:「現在の4校をすべて耐震補強して、新校舎1校を建築してほしい」
          ↓
    学校教育課長
    「耐震補強に14億円、新校舎建築に14億円かかります。
     市として二重に投資はできません。どちらか一方です」

    ドキッとする意見でしたが、市の軸は、ずれませんでした



その2:学校から4km未満は徒歩通学との基準だが低学年には厳しい
    考慮して欲しい

    考慮して欲しいと私も思います。
    でも、単に「考慮」を求めるよりも、
    自分たちで歩いて、写真を撮って、検証して、
    問題点を整理して提案すれば、より一層希望に近づく
    と思うのですが。


その3:新校舎の建築を一刻も早く進めて、早く統合して欲しい
    そのためには、新たな用地を購入するのではなく、
    市の土地に建築すればよい

    確かにそう思います。
    折角ですから、市から建築用地の案が出る前に、
    地域住民から具体的な場所の提案ができないでしょうか


 自分自身から動く事も大切なような気がします。
 そうして、お互いの案を持ち寄れば、より素晴らしい学校が出来上がるのではないでしょうか。



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四賀地区4小学校統合に関する全体懇談会 その2

2007年02月26日 | ちょっと堅い話
 「ちょっと堅い話」ばかり続いて、申し訳ありません。

 今晩、「四賀地区4小学校統合に関する全体懇談会」の2回目が開催されました。


 正直、今回の参加者数は、前回をはるかに下回って、「数十人」程度と思っていたのですが、前回と同程度の方々が集まりました。


 前回との違いは、  緊張感。




 前回にも増して、場の雰囲気が緊張しています。やはり、「1校統合までの緊急処置としての2校統合」にかなりの反発があるようです。市としても、1校に統合するまでに、3,4年のタイムラグがあるので、その間にも「より安全な学校に通わせたい」との思いで、「緊急手段2校統合」を出してきたと思うのですが、「心」の問題がかなり大きく出てきたようです。


 市としては、「案」のひとつとして出したと思うのですが、受け取る側は、「決定事項」のように感じたようです。議論は、「案」から始って、「対案」「賛成」「反対」などいろいろ出てきて、はじめて議論が深まるのだと思います。その、最初の「案」に過剰反応しても仕方が無いと思うのですが。これから始る、議論に注目と期待をします。


 今日の会議の集約で、「市の方針案には概ね賛成。2校統合等の詳細は別組織を立ち上げて、そこで検討する」 に落ち着いたと思います。


 これまで30数年かに渡って議論も出来なかった、「小学校統合問題」が、大きく前進した一日でした。


 それにしても、多くの方が自分の意見を言えた、すばらしい会議だったと思います。今後の進展にも「期待」と「自分自身のかかわり」を強く、心に刻んだ一日の終了です。








 
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「松本検定」 ハプニング

2007年02月25日 | ちょっと堅い話

 今日、「松本検定」の試験官をやってきました。そのときの「ハプニング」

 

1.私が担当する試験会場で、かなりの方が参考書を読んで、最後の追い込みをしているとき。

  一人のご老人が、試験官の私に近づいてきました。

 

  「今回の松本検定は、なぜ、こんなに急いでやるのか。参考書の発売から、1月足らずで試験をするなんて、あまりにも準備が出来ない。市は、どうしても今年度中にやってしまいたくて、慌ててやったんじゃないのか。」

 

  確かに、ごもっとも。 その方には言いませんでしたが、私もそう思います。

 

  「検定料の振込金融機関は、なぜ、八十二銀行だけなのか。郵便局やコンビにでも振り込めるようにしなかったのか。松本市は、なぜ、そんなに八十二銀行ばかりを優遇するのか。」

 

  その方には言いませんでしたが、初めて聞きました。確かに、コンビになどでも振り込めたほうが、はるかに便利ですよね。

 

  「試験終了後に、解答集を配らないのか。市民タイムスで報道するといっても、購買していない人はどうするのか。」

 

  確かに、ごもっとも。

 

  その方が最も言いたかったのは、「受験者の身になって考え、実施する『松本検定』にして欲しい。行政の都合の良いことばかりで進めて欲しくない」 と言う事だと思いました。来年のための、大きな宿題をいただいたような気がします。

 

  でも、本当に「松本市」「松本検定」の事を考えていただいているからこその、苦言だと思います。しっかり胸に刻みましょう。

 

 

2.試験官の時計

  試験は、「試験官の持っている時計」を基準にして進められます。いつもは携帯電話を時計代わりにしているのですが、受験者には禁止している上、秒針が無いので、子供のストップウォッチを持参しました。

 

  10時の開始時間に丁度、「ピッピ」と鳴って、幸先良いスタートをきったと思ったのもつかの間。

 

  10時6分に突然「ピッピ」とアラームが鳴るではありませんか。慌てて止めて、冷や汗です。

 

  ところが、その5分後にもアラームが。慌てて、試験会場から外に出て、アラームを解除しようとしたのですが、方法がわかりません。そのまま外で様子を見ていると、さらに5分後アラームが・・・。

 

  仕方なくあきらめて、基準時計を携帯電話に切り替えました。ところが、マナーモードでバイブの設定を解除したいのですが、出来ません。試験の間中、携帯電話を握り締め、不意の電話にも、すぐ切れるようにしていましたが、冷や汗びっしょりでした。

 

  受験者の皆さん、集中できなかったのなら、ごめんなさい。

 

 

 

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四賀地区4小学校統合に関する全体懇談会

2007年02月16日 | ちょっと堅い話
 会議の報告です。


 事前資料で、松本市教育委員会は下記の方針を事前に配布して、会議に臨まれました。
 ①4小学校は統合して1校とする
 ②統合新校は「会田地区」に新設する

 今までの経緯から考えると、かなり突っ込んだ方針を提案しての会議です。今朝の信濃毎日新聞の記事でも取り上げられ、かなり感心は高かったと思います。


 結果的には、①②に関して、異論は出ませんでした。概ね賛成の様子で、懇談会でも、前向きな意見が、保護者世代、ちょっと上の世代ともに、活発に出て、非常に有意義な会議だったと思います。

 確かに、これからの細部の調整は大変でしょうが、大方針さえ決まれば、後は大方針に沿って、しっかり議論を進めれば良いと思います。

 市役所、市学校教育課の皆さんの子供たちに対する熱意が、四賀に人達にも通じた瞬間だと思います。お疲れ様でした。ありがとうございました。


PS.
 懇談会が終わった後、宮本学校教育課長の一言「今日はつるし上げられると思って覚悟して来たんだけど・・・、良かった。夕食に食べたホカ弁がまだ、このへん(胸)に残っている気がしてたけど・・・」(ニコニコ顔で)
 また、赤穂教育部長さんも、「今日の会議はすごく良かったです。皆さんの前向きな意見がたくさん聞けて非常に有意義な会でした」

 本当に、良い懇談会でした。これからも、子供たちのために、市、地域、保護者が手をたずさえて頑張りたいものです。これこそ、本当の「少子化対策」ですよね。





 
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市川博美収入役さん

2007年01月25日 | ちょっと堅い話

 

 昨日の市民タイムスで、松本市 「収入役が退任へ」 と報道されていました。

 

 見た瞬間にショックを受け、思わず 「うそだろー!!」と叫んでいました。

 

 松本市ではじめて、女性の収入役、しかも民間から登用された三役ということで、かなりの注目を集めていたと思いますが、その、注目にたがわぬ活躍に、非常に期待していたので、落胆はひとしおです。

 

 ことの始まりは、昨年夏に開かれた「市長と語る会」のあと、駐車場で私と市川さんとで言葉を交わた時からです。その時、「いつでも会いますから連絡してください」と言われたのを真に受けて、さっそく翌日にアポをお願いして、お盆の休日にお会いできました。休日にもかかわらず、市民サポートセンターで1時間ほど話をさせていただきましたが、実直な方で、真剣に話を聞いていただき、いろいろアドバイスなどをいただいた事が非常に印象に残っています。

 

 その後、昨年10月に開催した 「四賀林研まつり」 にも、来賓で参加いただけました。当日は、担当部課の職員との親睦会もあったようなのですが、わざわざ予定を空けて出席していただきました。事前に、「いつものような素敵な衣装では汚れますので、ラフな格好で来てください」との依頼にも、素直に「素敵な」普段着で参加いただけ、人柄が表れていたと思います。

 

 今までの 「偉い人」 のイメージは、弱い立場の人の言うことには耳を傾けないと言った感じでした。ところが、市川収入役さんをはじめ、市長、助役さんの三役は、偉くもなく、声も大きくはない、一般の市民の声に真剣に耳を傾けてくれ、本当にこれからの「松本市」が楽しみになります。

 

 そんな時の 「退陣劇」 ですので、ショックは隠せません。

 

 しかし、市川収入役さんの残した足跡は、しっかり地面に形を残し、次の一歩への大切な足がかりとなっていると思います。

 

 なので、市川さんには、次のステップでの活躍を期待して、暖かい拍手で 「門出」をお祝いしたいと思います。

 

 最後の仕事、「来年度予算の三役調整」で十分力を発揮して、次なる人生に大きく歩みだしてください。

 

 

 

 

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ピンチ

2006年12月24日 | ちょっと堅い話

 長野県で、輸血用の血液が不足しています。

 

  特に、A型とO型の血液が不足しており、新聞でも協力を求めていました。

 

  県内では以前から冬場になると血液が不足状態になっていましたが、今年は11月中旬に緊急手術が多かった事もあって、「大ピンチ」のようです。

 

  早速今日、献血に行ってきました。献血カードでみると、平成3年の200ml献血が最終のようで、そのとき献血後一瞬気を失った事でかなり長い間遠ざかっていました。

 

  今回行ってみると、順番待ちくらいに人数が多く、看護婦さんによれば「新聞の効果がかなりあるんじゃないか。いつもの日曜日よりもかなりおおいですよ」との事です。

 

  皆さん、かなり慣れた方が多いようで、思い思いに順番を待っていました。

 

  また、成分献血の方がすごく多くて、約10台の献血台のうち成分献血は9台もあり、皆さん片手で器用にマンガなどを読みながら献血されていました。私は400ml献血だったので、10分程度で終わりましたが、成分献血では1時間近くかかるそうです。それでも400mlでは、次回の献血までに4ヶ月待たなくてはならないそうですが、成分献血では2週間で次の献血が出来るそうです。皆さん、常連さんばかりのようでした。

 

  献血できる方、是非一度行ってみて下さい。

 松本市の献血の場所はこちらをからどうぞ 

 献血所の向かいに「上高地みそ」の駐車場があります。献血すると駐車券をくれますので、ご利用ください。

 

 

 

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「プラットホームって何?」  荻原昌幸さんと語る

2006年12月18日 | ちょっと堅い話

 

 四賀地区4小学校統合についての研究会

「プラットホームって何?」 が昨日無事、開催されました。

 

 参加者は7名、いつもながら少ない参加者に、ちょっと残念です。本当に良い講演だったのに。

 遠く「佐久市(旧望月町)」から来ていただいた荻原さんにはちょっと申し訳ない気がしています。

 

 それでも、荻原さんが望月町でやってきた取り組み、今も佐久市で取り組んでいる事について、

熱く語っていただき、本当に感謝です。

 

[講演要旨]

・なぜ、小規模学校ではいけないのか

  親や地域の人は、小規模校なら先生の目が届いて良いと考える。

  しかし、教育長として全4校の全クラスを回ってみて、わかったのは「細かいところに手が入っていない現実」。

  

  先生が少人数クラスで「楽」をして、自分自身が切磋琢磨していない。

 

  保育園から小学校卒業までの9年間、まったく同じ仲間で、人間関係が固定化している。

 

  小規模校のほうが不登校は多い。多様な人との人間関係を作る機会が無いことも原因。

 

・「学校は内側からしか変われない」

  授業を変える事で、子供たちの学ぶ姿勢が変わる。子供が変われば、親も変わる、家庭も変わる。

 

  「家庭環境が悪いから子供が良くならない」は、教師のプロとして恥ずかしい言葉。

 

  特に、プロ中のプロ「校長先生」がこの言葉を発するなど、失格。

 

  「授業を変える」ことに頑張っている先生を、地域、保護者が支える仕組みが「プラットホーム」

 

・佐藤学先生 (東大大学院教授 現場を良く知っている教育者として、教師の信頼も厚い)

  「勉強から学びへ」 勉強は「無理をする事」、「学び」は「出会いとの対話」

  

  授業改革-机をコの字に並べる、男女で4人のグループに分けて学習

  

  グループで雑談が起きるのは、教師の与える課題が興味深くないから 教師の力不足

  

  授業参観日だけ授業が見られるのではなく、常に「公開授業」

  

  「学び」に集中している子供たちは、教室に出入りする見学者には意識もしない

 

・オープンシステム

  教室と廊下が一体になっており、隣の教室とは廊下でつながっている

  

  教室をオープンシステムに変えると、先生が変わらないと授業が出来ない

  

  最近建築された学校(長野県は別)はすべてオープンシステム

 

 

 

 十分書ききれないのが残念です。刺激になる事がたくさんあり、今後の活動の指針も得たような気がします。

 

 もっとたくさんの人に聞いて欲しいので、別の機会を設けて、是非もう一度「荻原先生」に来ていただこうと思っています。

 

 その時は、大勢の皆さん、来てね!!

 

 

 

 

 

  

 

 

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第4回 四賀地区小学校統合についての研究会

2006年12月16日 | ちょっと堅い話

いよいよ、明日になりました。

 

大勢の皆さんが参加される事を祈って。

 

 

 やっと、第4回の開催となりました。

 

 農繁期の間は、なかなか参加していただけない様子でしたので、7月の第3回から、4ヶ月も空いてしまいました。もう開催しないのでは、と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。いえいえ、

 

 パワーアップして戻ってきました。 皆さん、大勢の方の参加をお待ちしています。

 

 追伸:

 できれば、「無料託児」もおこないたいと思っているのですが、スタッフの確保がまだ出来ていません。どなたか、お手伝いいただける方を募集しています。自薦他薦を問いませんので、よろしくお願いいたします。

 

 

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「新まつもと物語」  総会

2006年09月16日 | ちょっと堅い話

 

 「新まつもと物語」 :松本市の「公式観光ポータルサイト」  の総会が昨夜、開催されました。

 

 総会にお決まりの「決算、予算」は、まだ発足1年目ですので、それなりに。

 注目したいのは、取材チームからの活動報告と今季以降の活動方針。

 ますます松本が元気になる予感がします。 私も、その一翼のちょっと先っぽをになえれば。

 

 いま、松本市の観光発信が注目を集めているとの事。この「新まつもと物語」の取り組みが、「市民が発信する観光情報」と言う視点で、他にはない取り組みとか。楽しみながら、やりましょう!

 

 寿小学校の児童の皆さんが製作した「ふるさとCM大賞」(長野朝日放送主催)ノミネート作品の試写がありました。過去3年の作品と今年のメイキングビデオと共に。素晴らしいできばえで、「涙が出てきた」との感想も。来年1月以降、「新まつ」でも公開されると思いますので、ご期待を。

 

 折角の活動です。もっと松本市民の皆さんに知ってもらえるよう、おおいに宣伝したいものです。

 

 

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四賀中川地区市民懇談会

2006年08月08日 | ちょっと堅い話

 「松本四賀直結道路」関連で、旧四賀村の4地区で「市民懇談会」が開かれます。きょうは、その先頭を切って、中川地区での開催です。


 前回5月の四賀地区住民説明会、四賀地区地域審議会の開催状況から、今日も「大荒れ」になると思っていたのですが、拍子抜けするほど穏やかで、ビックリでした。


 今日は何が何でも「発言しよう!」と意気込んで行ったのですが、最後の発言者にも選ばれず、ちょっとがっかり。 と思っていたら、 「運命の女神様」(市川収入役さんかな)が微笑んでくれました。

 

 四賀地区の「新交通システム」について、他の村の事例を交えて意見を言わせていただきました。発言が終わると、参加者から拍手をいただいたり、会議の後に、市長さんや助役さんから、「よいアイデアで、参考にさせていただきます」などと言われたり、発言者冥利に尽きます。


 市のトップと、こんな感じで意見交換が出来る幸せをしみじみと感じました。

助役さんの終わりの挨拶


 最後に、助役さん(四賀地区在住)もおっしゃられましたが、誇りを持って自慢できるよい地域ですし、もっとよい地域になれる「四賀」だと思います。明るい未来を夢見て、一歩一歩進みましょう!

 

 

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