雪の降った直後、
一面の真っ白な景色に、みとれ・・・
その後数日、
氷点下10℃の朝、
車を走らせながら見る景色に、
雪面きらきら。
動くたびに、きらきらの位置が変わり、
雪面全体が、きらきら。
そのわけは、
雪の表面にできた、おおきな氷の結晶。
お陽さまに炙られて、
表面が融けて水蒸気になり漂い出す。
空気中に出た瞬間に、
氷点下10℃の空気に冷やされて、
氷の結晶に。
大きく大きく、結晶が成長すると、
お陽さまの光を反射する力も大きくなって、
雪面、きらきら。
この地で生活する人にしか見えない、風景。
この地に生活していても、気付かなければ、
そのまま通り過ぎてしまい風景。
これこそが、寒冷地「信州」に暮らす、
醍醐味と言えるでしょう。
素晴らしい、自然の造形に、感謝。