信州四賀から

斉藤一徳が信州四賀の情報をお届けします。

稲刈り後の風景

2006年09月28日 | 四賀の四季

稲刈り前

 

稲刈り後

 

 黄金色に輝いていた田んぼも、稲刈りが終わり、1年の最後を迎えようとしています。今では少なくなった「はぜかけ」風景が、収穫の喜びを表現しているようです。

 

 ただ、・・・。はぜかけの上を覆っているシートが「青色」なのです。去年の新聞記事にも、建築士が景観上好ましくない、と指摘していました。確かに、周囲の色、みどり、きいろ、ちゃいろ、などに比べてかなり強い色になっています。建築士も「淡いみどりやグレーなどに変えて、全体で統一すべき」と言っていました。

 

 シートメーカーでも、なぜ「青色」が主流なのかわからないそうです。

 

 以前、ある大学の先生に聞きました。自然界には、空、海以外に「青色」は多くない。だから、飛行機が着陸する時に見える「青色」のトタン屋根は非常に違和感がある。建築屋さんは、「青色」を屋根に使うのをやめてほしい。

 

 確かに言われてみればそのとおりです。青色の波トタンは極力使うのをやめました。以後、茶色の波トタンにしたら、周囲の景観から浮いた感じがしなくなりました。こんな細かいことだけれど、少しずつ改善してゆけば、いっそう素敵な田舎の風景になることでしょう。

 

 ところで、うちの女房も「建築士」ですが、「何でブルーシートだといけないの?」と言っています。小さい頃から慣れ親しんでいる風景なので、違和感を感じないのでしょう。人の感覚って、不思議です。

 

 

 

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我が家の稲刈り

2006年09月24日 | 四賀の四季

 昨日、今日と2日間にわったての稲刈りでした。

 

 初日は、保育園の運動会を午前中にやって、午後から開始。ところが、バインダーの調子が良くありません。刈った稲を自動で束ねてくれるはずが、30%近くうまく結束してくれません。一応、自動車屋さんに応急処置をしてもらいましたが、それでも10%程度はだめ。おまけに、もう少しで全部刈り取れる頃になって、結束用のひもが絡まってしまって、日没を迎えてしまいました。

 

 まあ、いいか。明日も天気だし。

 

 翌日は順調に作業は進み、みんなで一服を楽しむ余裕も。

 

 ところが、トラブル発生。稲を干していた「はぜ」が、突然崩れてしまいました。台風などの大風で倒れてしまった「はぜ」は何度か見かけましたが、まさか、作っている途中の「はぜ」が崩れるなんて。ちょうどお昼になったので、「どうせやり直さなければならないから、飯食ってから、ゆっくりやろう」と言う事に。

 

 まあ、何とか完成しましたが、トラブル続きの稲刈りでした。

 

 ただ、今回の大収穫。長男、次男が戦力として計算できるまでに成長した事。稲を集めて「はぜかけ」している人の足元に運ぶ作業を、自分たちだけでできるようになりました。まだまだ運べるスピードは早くはありませんが、ただ、遊んでいることに比べれば、大助かりです。来年は、一層成長していることでしょう。

 

 

 

 

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松本的、休日の過ごし方

2006年09月18日 | 徒然日記

 松本市の小中学生には、「博物館パスポート」なるものが配られます。


 これが優れもので、持っている子供たちだけではなく、一緒にいる保護者も入場が無料になります。

国宝松本城をはじめ、市内全域にある各種博物館、科学館、記念館などで利用できます。


 

 日曜日には、この券を持って、「プラネタリウム」「科学博物館」に行ってきました。半日遊んで、入場料はタダ。これほどありがたいことはありません。特に「プラネタリウム」は普通なら大人ひとり500円。二人で1,000円。ちょっとしたお菓子が買えるので、その分で帰りに、松本銘菓「マサムラのベビーシュー」を買ってきました。


 こちらの店では、「わいわいパス」が使えるので、5%割引になります。


 この「わいわいパス」は、「子育て支援割引カード」が正式名称で、18歳未満の子供3人以上を子育て中の世帯が申し込むと配布してくれます。協賛のお店で5%程度の割引が受けられるという優れもの。

 

 ふたつのカードを有効に使って過ごす、「松本的休日の過ごし方」でした。

 

 

 

 

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秋祭りの「笹寿司」

2006年09月18日 | 徒然日記

 


 石川の実家から、「笹寿司」を送ってもらいました。

 

 ここ数年、毎年頼んで送ってもらっています。小さい頃は、家族総出で、秋祭りの夜に「笹寿司」を作ったものです。老夫婦二人に作ってもらうのは、ちょっと申し訳ない気はするのですが、1年に1回はどうしても食べたくなって、無理言って作ってもらっています。

 

 笹の葉を洗って、その上に酢漬けにした魚に切り身をのせ、寿司飯を俵状におにぎりにして置きます。彩りに桜海老や海藻をのせて、押し型に入れて一晩重石をのせれば出来上がり。この作業を、家族が分業で行うのです。味もさることながら、一家の結晶といった感じで、決して忘れる事の出来ない「秋祭り」ごちそうなのです。

 

 こちらの「秋祭り」でも、同じような体験を子供たちに残してあげたいものです。何か考えよう。

 

 

 

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運動会

2006年09月17日 | 徒然日記

 

 どこが、「運動会」の写真なのか??

 

 今日は「中川小学校」の運動会です。

 

 運動会の「お弁当」に、女房殿が一生懸命作った、「巻き寿司」。

 

 ところが、私、「はじっこ」が好きなのです。

 

 「巻き寿司」は言うに及ばず、「卵まき」「ロールカステラ」「明太子」などいろいろ。はじっこの方がなぜかおいしく見えるのが不思議です。

 

 

 運動会は、無事に終了したようです。木曜日まで雨が降り続け、金曜日の全体練習が何とかでき、今日も、終わりまでなんとか降らずに済んだ様子です。よかったね!!

 

 

 

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「新まつもと物語」  総会

2006年09月16日 | ちょっと堅い話

 

 「新まつもと物語」 :松本市の「公式観光ポータルサイト」  の総会が昨夜、開催されました。

 

 総会にお決まりの「決算、予算」は、まだ発足1年目ですので、それなりに。

 注目したいのは、取材チームからの活動報告と今季以降の活動方針。

 ますます松本が元気になる予感がします。 私も、その一翼のちょっと先っぽをになえれば。

 

 いま、松本市の観光発信が注目を集めているとの事。この「新まつもと物語」の取り組みが、「市民が発信する観光情報」と言う視点で、他にはない取り組みとか。楽しみながら、やりましょう!

 

 寿小学校の児童の皆さんが製作した「ふるさとCM大賞」(長野朝日放送主催)ノミネート作品の試写がありました。過去3年の作品と今年のメイキングビデオと共に。素晴らしいできばえで、「涙が出てきた」との感想も。来年1月以降、「新まつ」でも公開されると思いますので、ご期待を。

 

 折角の活動です。もっと松本市民の皆さんに知ってもらえるよう、おおいに宣伝したいものです。

 

 

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我が家のごちそう

2006年09月13日 | 徒然日記

 日曜日、子供たちにせがまれて、「七輪」で網焼きをしました。

 

 先週、ためしに「秋刀魚」を焼いたのですが、火力が強すぎて、ちょっと焦げ気味。それでも、そのこげ味が好評で、今週はしっかり買出しをしての 「七輪料理」となりました。

 

 材料は、「いか:2ハイ」 「あらびきソーセージ」 「いわしの丸干し」。計1,600円。

 

 

 一番好評だったのは、「あらびきソーセージ」で、父親としてはちょっと複雑な気分です。それでも、長男は「イカがうまい!」と言って、バクバク食べていました。

 

 

 私にとっての最高は、「いわしの丸干し」。ちょっと苦くて、酒の肴には最高です。ちょっと飲みすぎるくらい飲んでしまいました。

 

 

 わずか1,600円の「ごちそう」ですが、目の前で焼く「七輪料理」に家族全員、大満足のようです。さて、今週もやろうかな。

 

 

 

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いよいよ 稲刈シーズン 到来!

2006年09月10日 | 四賀の四季

 稲刈シーズンを迎えて、静かに「四賀」の朝が明けます。

 

 稲穂のこうべもをたれ始めました。特に早稲種の「あきたこまち」はかなり色づいてきました。中手(なかて)の「こしひかり」も黄色く色づき始めています。

 

 稲刈シーズン到来です。稲を刈り取り、「はぜ」にかけて自然乾燥します。

 これから、2,3週間にわたり、四賀に 「はぜかけ」風景が現れてきて、実りの秋を演出します。

 

 

 

  定点観測。9月10日現在の私の家近くから眺める 「田園風景」。 さて、3週間後には、どのような素敵な風景に変化している事でしょう。

 

 実りの秋を実感する、今日この頃。

 

 

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激闘 1時間45分

2006年09月09日 | 徒然日記
 昨夜、2時30分頃。

 日頃は天使のような「4男」が夜泣きし始めて、止まらない。

 女房では手に負えなくなり、私が抱っこしてあやし始めるが、何が原因か、いっこうに眠りに付かない。

 1時間ほどして、やっと寝始めたかと思って、布団に置くやいなや、また激しく泣き始めた。女房が見るに見かねて、変わりに抱っこするが、「おややん、おややん(おとうさん)」と泣き叫んでいるので、結局眠れずに抱っこし始めると、おんぶ紐を指差して、おんぶしろとせがんでいる。仕方がないので、おんぶして、雨上がりの満月の深夜を散歩し始めた。

 一度寝かそうとして失敗し、また外に出たりしているうちに、すうすうと寝息をたてて寝入ってしまった。何とか布団におろして一安心。

 ふと、時計を見ると 「4時15分」

 1時間45分の 「激闘」 だった。

 おやすみなさい。



 要領も極めて良く、やんちゃで愛嬌があり、愛すべき4男だが、たまに突然の「夜泣き」に悩まされる。こんな時はタダひたすら抱っこして、寝入るのを待つのだが、時には午前4時頃から一人騒いで起きてしまうこともある。つきあう女房殿は当分、万年睡眠不足と戦うこととなる。いったい、いつまで続くのか・・・。
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松本市総合防災訓練 四賀地区 その2

2006年09月08日 | 行ってきました


 「その1」から、かれこれ1週間近くたってしまいました。その間に他の記事が入って、ちょっと間延びしてしまいましたが、この写真だけはアップしたくて 「その2」となります。


 「地震発生直後」の16時30分頃、自衛隊のヘリコプターが、会田中学校の上空に現れ、校舎前のかなり低い位置でホバリングをしていました。そのときは、「ウォー!! すごい!」と思っただけでしたが、後から良く考えると、「被災地点の偵察飛行」だったのでしょうね。たぶん、映像を「市役所本所」の防災司令室などに送って、対策検討をしたのでしょう。はっきりとは判りませんが、きっと、やっていますよ。なんと言っても、「本格的な訓練」でしたから。


 これを見た後、地元住民が三々五々集まってくる中、「待機」のため一時退場したので、現場での訓練はほとんど見られませんでした。「ロティー」さんブログによると、やはり、かなり本格的な訓練だったようですね。

 

 

 

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