年を挟んでシリーズ第2回目です。
スズキ キャリイ(アオシマ製)
~元祖・軽トラのプラモ!!~
スズキのキャリイ(←ぱみゅぱみゅじゃないよ。偶然にもスズキのCMに出てるけど。)といえば、最近では「軽トラ野郎」のシブいCMが話題になりましたが、今回紹介するのは1980年代の古いタイプです。
このお顔、個人的にはトミカのラーメン屋さんのおかげで見飽きた感じがしてしまいますが、さすがに昔の軽トラックなので、街中で実物を見たことはありません。
この「キャリイ」のプラモは、もともと80年代に販売されていた「屋台シリーズ」がベースになっています。「ハンバーガー屋さん」「おにぎり屋さん」「おでん屋さん」といった多くのバリエーション展開がされていたのですが、無駄に大きい派手な看板やデコトラっぽい装飾が所々に施されていたため、実在の車を精密再現という感じではなく、どちらかというとおもしろ系プラモデルといった位置づけでした。
僕の生まれるかなり以前に流行っていたシリーズなので実物は見たことが無かったのですが、珍しい軽トラックのプラモデルという事で興味があり、「いま売ってたら買うのにな~・・・」と思っていました。
そんな事を考えていた2011年の夏、いきなりの朗報が!プラモ雑誌を読んでいたら、なんとあの「屋台シリーズ」のキャリイのプラモがノーマル仕様に改造されて再版されるというではないか!!
「気になってたキャリイが再販!しかもまさかのノーマル仕様!商用車マニアにとってなんという素敵な事だろう!!」と異常に興奮してしまい、発売2ヵ月前から楽しみに待っていたのでした(笑)。
前回の「トヨタプラッツ」に続き、プラモ復帰&塗装に挑戦の第2作目となった「スズキキャリイ」、御覧下さい。2011年(当時高校3年)の制作です。
・・・軽トラック素敵すぎ。
「キャリイトラック パネルバン」として再版されたこのプラモ。荷台は扉などの再現は無く、あくまで雰囲気のみといった感じです。どちらかというと「保冷車」的かも。
荷台に貼る「●●食品」みたいなシールが付属しているのかと密かに期待しておりましたが残念ながら無く・・・。そのまま組み立てると何だか寂しいですね。自分でお好みの営業車に改造するのが一番いい作り方でしょうか。
シンプル(すぎる)パーツ構成で組み立ては簡単なものの、ボディーは「屋台シリーズ」のままなので、まず荷台の突起物を紙ヤスリで削って付属のプラ板を張り付けるという、プラモらしからぬヘンテコな作業があるために戸惑いました。
その他、部品も当時のままなので、「屋台」の名残と思われるちょうちんやおでん型のパーツが無駄に付属していたのが笑えた。
塗装は、座席の指定が「ライトブラウン」とありましたが、あいにく持っていなかったので適当にグレーで塗りました。(そのため、地味な見た目に拍車をかけてしまったような気がします・・・)
今回新たに設計されたという鉄ホイールの部品は、箱の絵や説明書では「黒」になっていましたが、やっぱり商用車のホイールは銀色でしょ!ということでシルバーで塗装。
シャシーの部品は、当時の「モーターライズ(電池を入れて走らせる)」の名残で簡単な構成となっていて、電池を入れていたスペースのためにやけに車高が高く、スカスカでオモチャ的なのが残念。
しかし、ボディー全体の再限度はかなり正確で、絶賛している車ファンも多いです。
先ほど述べた「トミカのラーメン屋」です。僕にとって「キャリイ」といえばコレ。かろうじて埃まみれでしたが残っていました。
それにしても、トミカの再限度もかなり高く、雰囲気が出ています。
プラモデルの雑誌で読みましたが、現代に復活したこのキャリイのプラモ、当初は再販の予定は無く金型を廃棄する話が出ていたらしいです。そこで危機を感じた1人のスタッフが「何とか残せないものか」と考え、今回の再販が計画されたようです。なんと素晴らしい話でしょうか!!
最近では「郵便車仕様」も発売され、さらに2013年には突然、あの「屋台シリーズ」も現代風にアレンジされて「移動販売」シリーズとしてどんどん登場しているので、キャリイもアオシマ社の定番になりました。
ちなみに同じく2013年には、同社から「軽トラプラモの傑作」と言われる「スバルサンバートラック」が新発売されましたが、商品化するきっかけはこの「キャリイのプラモ復活プロジェクト」にあったようです。
(どうでもいい話ですが、サンバーのプラモもこのブログで紹介したくて買ったんですが、大変そうなのでまだ作っていないです・・・。)
おまけ。
つい先日、お正月の休みを利用してキャリイの「移動販売シリーズ」を買ってきて作りました。地味すぎるノーマル版キャリイに「移動販売」のブッ飛び要素が加わると・・・
こうなります。
こちらは「お祭りわっしょい」という商品です。移動販売かどうかは微妙ですが(笑)。当初は買うつもりはなかったんですが、あるブログで完成画像を見て、あまりのトンデモなさにやられて即購入してしまいました。
・・・近いうちにコイツも紹介します。
スズキ キャリイ(アオシマ製)
~元祖・軽トラのプラモ!!~
スズキのキャリイ(←ぱみゅぱみゅじゃないよ。偶然にもスズキのCMに出てるけど。)といえば、最近では「軽トラ野郎」のシブいCMが話題になりましたが、今回紹介するのは1980年代の古いタイプです。
このお顔、個人的にはトミカのラーメン屋さんのおかげで見飽きた感じがしてしまいますが、さすがに昔の軽トラックなので、街中で実物を見たことはありません。
この「キャリイ」のプラモは、もともと80年代に販売されていた「屋台シリーズ」がベースになっています。「ハンバーガー屋さん」「おにぎり屋さん」「おでん屋さん」といった多くのバリエーション展開がされていたのですが、無駄に大きい派手な看板やデコトラっぽい装飾が所々に施されていたため、実在の車を精密再現という感じではなく、どちらかというとおもしろ系プラモデルといった位置づけでした。
僕の生まれるかなり以前に流行っていたシリーズなので実物は見たことが無かったのですが、珍しい軽トラックのプラモデルという事で興味があり、「いま売ってたら買うのにな~・・・」と思っていました。
そんな事を考えていた2011年の夏、いきなりの朗報が!プラモ雑誌を読んでいたら、なんとあの「屋台シリーズ」のキャリイのプラモがノーマル仕様に改造されて再版されるというではないか!!
「気になってたキャリイが再販!しかもまさかのノーマル仕様!商用車マニアにとってなんという素敵な事だろう!!」と異常に興奮してしまい、発売2ヵ月前から楽しみに待っていたのでした(笑)。
前回の「トヨタプラッツ」に続き、プラモ復帰&塗装に挑戦の第2作目となった「スズキキャリイ」、御覧下さい。2011年(当時高校3年)の制作です。
・・・軽トラック素敵すぎ。
「キャリイトラック パネルバン」として再版されたこのプラモ。荷台は扉などの再現は無く、あくまで雰囲気のみといった感じです。どちらかというと「保冷車」的かも。
荷台に貼る「●●食品」みたいなシールが付属しているのかと密かに期待しておりましたが残念ながら無く・・・。そのまま組み立てると何だか寂しいですね。自分でお好みの営業車に改造するのが一番いい作り方でしょうか。
シンプル(すぎる)パーツ構成で組み立ては簡単なものの、ボディーは「屋台シリーズ」のままなので、まず荷台の突起物を紙ヤスリで削って付属のプラ板を張り付けるという、プラモらしからぬヘンテコな作業があるために戸惑いました。
その他、部品も当時のままなので、「屋台」の名残と思われるちょうちんやおでん型のパーツが無駄に付属していたのが笑えた。
塗装は、座席の指定が「ライトブラウン」とありましたが、あいにく持っていなかったので適当にグレーで塗りました。(そのため、地味な見た目に拍車をかけてしまったような気がします・・・)
今回新たに設計されたという鉄ホイールの部品は、箱の絵や説明書では「黒」になっていましたが、やっぱり商用車のホイールは銀色でしょ!ということでシルバーで塗装。
シャシーの部品は、当時の「モーターライズ(電池を入れて走らせる)」の名残で簡単な構成となっていて、電池を入れていたスペースのためにやけに車高が高く、スカスカでオモチャ的なのが残念。
しかし、ボディー全体の再限度はかなり正確で、絶賛している車ファンも多いです。
先ほど述べた「トミカのラーメン屋」です。僕にとって「キャリイ」といえばコレ。かろうじて埃まみれでしたが残っていました。
それにしても、トミカの再限度もかなり高く、雰囲気が出ています。
プラモデルの雑誌で読みましたが、現代に復活したこのキャリイのプラモ、当初は再販の予定は無く金型を廃棄する話が出ていたらしいです。そこで危機を感じた1人のスタッフが「何とか残せないものか」と考え、今回の再販が計画されたようです。なんと素晴らしい話でしょうか!!
最近では「郵便車仕様」も発売され、さらに2013年には突然、あの「屋台シリーズ」も現代風にアレンジされて「移動販売」シリーズとしてどんどん登場しているので、キャリイもアオシマ社の定番になりました。
ちなみに同じく2013年には、同社から「軽トラプラモの傑作」と言われる「スバルサンバートラック」が新発売されましたが、商品化するきっかけはこの「キャリイのプラモ復活プロジェクト」にあったようです。
(どうでもいい話ですが、サンバーのプラモもこのブログで紹介したくて買ったんですが、大変そうなのでまだ作っていないです・・・。)
おまけ。
つい先日、お正月の休みを利用してキャリイの「移動販売シリーズ」を買ってきて作りました。地味すぎるノーマル版キャリイに「移動販売」のブッ飛び要素が加わると・・・
こうなります。
こちらは「お祭りわっしょい」という商品です。移動販売かどうかは微妙ですが(笑)。当初は買うつもりはなかったんですが、あるブログで完成画像を見て、あまりのトンデモなさにやられて即購入してしまいました。
・・・近いうちにコイツも紹介します。