ホルマリンのマンネリ感

札幌出身苫小牧在住、ホルマリンです。怪しいスポット訪問、廃墟潜入、道内ミステリー情報、一人旅、昭和レトロなどなど…。

札幌→稚内 ママチャリ激走400キロ その7

2014-09-04 14:06:34 | チャレンジ企画
2日目 午前7時  ~風車の丘~

苫前町に入りました。


オロロンラインの見どころの一つ、
上平グリーンヒルウインドファームが見えてきました!!



苫前町は道内屈指の強風地帯とも言われる地域。特に、冬期間は海から吹きつける強風と地吹雪がハンパないらしい。
そんな「厄介者」とされてきた風力を活かそうと、広大な丘に作られた風車群は壮観と言うしかありません。
総数39基、総発電出力:5万600キロワットらしいです!

本日は風も弱いため、風車もゆっくり、数台が回っているだけでした。
…それにしても運が良かった。もし暴風だったらチャリで進むのも地獄だったと思われます。


丘を迂回するように道路は続き、しばらく進んだ後に振り返って見てみると…、
信じられない風景が広がっていました。



スゲェェェ!!!
大地にニョキニョキ生える風力発電機たちは、まるでオモチャのかざぐるまのよう。しかし、一機一機のスケールが違いすぎます。
だんだんと感覚がおかしくなってきて、自分の大きさが分からなくなってきてしまいました(^_^;)。


7:49 苫前市街地に到着。


苫前といえば、そこらじゅうにヒグマのキャラクターが目立ちます。
なぜヒグマかというと、かつてこの地は「三毛別羆事件(さんけべつ・ひぐまじけん)」という、日本獣害史上最悪ともされる惨事が起こった場所なのです。
大正4年、山間部の村「三毛別」に巨大なヒグマが出現、2日間で住民6人を殺したというその恐ろしさは『奇跡体験!アンビリバボー』でも再現映像つきで紹介されました。
山奥の事件現場には、巨大なヒグマの模型と共に「羆事件跡地」という看板が立ち、当時の開拓小屋がそのまま再現されています。
まさに苫前にとっては忘れてはならない歴史となっているわけです。


…そんな事を考えると、町の様々な場所に出現するカワイイくまさんのキャラクターはいかがなものかと思ってしまうんですが…。

「羆事件跡地」はなぜかB級スポットファンには有名物件で、ぜひ観光したかったんですが、だいぶ道から逸れた山奥に存在するという事なので今回はパス(涙)。
そろそろお腹が空いてきた頃なので、朝食タイムといきましょう♪
…そうです。まだ朝から何も食べていなかったんですね。

セイコーマートで朝食ゲット(^_^)

北海道のコンビニといえばセイコーマート(略して「セコマ」/「セイコマ」)である。特に道北地方のコンビニは、他の大手があまり出店していないのでほとんどセコマである。

…実は僕、人生初のアルバイトがセイコーマートだったりします…。
1年くらい勤務したので、良い部分も悪い部分もほとんど知っています(^_^;)
まあ総じて言うと、「ホットシェフ」のコーナーで作った商品は最強だという事です(笑)。


近くにちょうどいいお花畑があったので、ここで朝食タイムとひと休み。



ぶはぁぁあ!
カフェオレ美味しいぃぃぃ!

…生き返った。


偶然辿り着いたお花畑でしたが、なんともステキな場所でしたよ。

ブイ製のキャラクターがあちらこちらに隠れています♪食後に散策して遊びました。

現在、留萌を出発してから44.97キロ。天気は相変わらず小雨が降ったり止んだり。
よし!さっさと行くか!


苫前の市街を抜けると、だんだんと登り坂が出現。


坂を登りきった先には…。


う~む。始まったか…。

この先、恐らく今回の旅で最も過酷なゾーンが始まります。
こんな感じのアップダウンの道が永遠と、20回ぐらい連続して続くらしいです(^_^;)
自転車にとっては地獄のエリア。

行くか!


と、その前に。
最初の坂を下った場所に、またもやブイアートの楽園がありました♪



ちょっと怪しいく●モンが居るかと思えば、なぜかド●えもん色のドキ●ちゃんなど謎キャラも多数(笑)。
細長い形のブイは、ちゃんと顔長いキャラに流用しているのがイイ仕事してらっしゃる。

いや~楽しい♪道北地方はアーティストの宝庫ですね!
また良い作品を拝見させていただきました♪



しかし…。
旅は徐々に過酷さを増す…。


続く。
コメント (6)
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