ホルマリンのマンネリ感

札幌出身苫小牧在住、ホルマリンです。怪しいスポット訪問、廃墟潜入、道内ミステリー情報、一人旅、昭和レトロなどなど…。

札幌→稚内 ママチャリ激走400キロ その14

2014-09-23 14:51:20 | チャレンジ企画
3日目 午後3時20分  ~最北の街~


稚内市の中心部を目指します。


この辺はそれほど距離を感じず。
しばらく進んでいくと、だんだんと賑やかになってきて…何となく見覚えのある景色が!
(注:2年前に父の車で来たことがあります。)

駅はもうすぐそこだ~!


交差点を曲がるとすぐに見えました♪いえ~い!


15:32 稚内駅に到着!!


日本最北端の線路!


ここまで来たか…。ついに。
モニュメントとママチャリ君が共に映ったデジカメの画面を見て、ようやく実感が沸いてきました。

…「日本最北端の街」か。魅力的な響きだ。


駅の中も散策。

日本全国に張り巡らされている長大な鉄道路線も、ここで完全に途切れます。
言うまでもなく、稚内駅自体が「日本最北端の駅」。鉄道マニアにとっては外せない憧れの地なのでは?

駅前の広場には、無事に自転車旅を終えたチャリダーの方々がたくさんいました。
みんな自転車を列車に積んで帰るため、一生懸命に分解作業していました。

…う~む。ちゃんとした自転車はいいなぁ。輸送費かからないし。
僕の場合は明日ゴールした後、自転車は郵送してもらって自分だけ特急で帰る予定です。


ホテルに向かう前に、駅前をちょこっと観光。稚内といえばコレ。

・北防波堤ドーム



かつて、旧樺太航路の発着場であった北埠頭。そこへ続く道路への波よけ用として1936年に建設されました。
全長427メートル、高さ13.6メートル。70本もの円柱が続くその姿は世界的にも珍しく、北海道遺産にも選ばれています。

神殿のようなアーチの中はがらんとしており、ライダーやチャリダーにとっては格好の寝床にもなっているらしい。
野営禁止」と書かれた看板の前に、堂々とテントを張っている方が既に2人くらい居ました…。おいおい。


僕はキャンプ道具なんて無いので、ここでホテル予約です。
稚内は旅人がわんさか訪れる場所なので、ユースホステルやライダーハウスといった格安施設もたくさんあるらしい。
無謀な自転車旅の最後の夜。せっかくなのでこういう場所に泊まって、他の旅人たちと交流するのも楽しそうだなーとも考えましたが、いかんせん疲れています。

今日は1人でゆっくり休みたいので、ごく普通のビジネスホテルを予約しました。
少し離れた「南稚内」駅の近くにあるようです。さっそく向かいましょう♪


よく見るとロシア語が!

駅から程近いフェリーターミナルからはサハリンとを結ぶ定期航路が出ており、街中でもロシア語を話す外国人が結構いました。さすが日本の果てですね♪


16:31 本日のお宿「ホテル大将」に到着!


名前はビミョ~ですが、しっかりしたビジネスホテルで駅の近くということもあり、立地はバツグンです。
そして何と言っても、支配人と思しきおじさんがとても素敵な方でした(*^_^*)
自転車で来たと話したら、ニコニコ笑顔で「ココ(股関節)痛いでしょぉ~?」なんて(笑)。

そしてわざわざ駐車場まで出てきてくれて、安全な自転車保管場所まで案内してくれました。
ここに繋げておけば安全ですよぉ~!」なんてまたニコニコ笑顔です。
ありがとうおじさん♪

今回の旅で利用したホテルや旅館、自転車の管理に非常に気を遣ってくれ、どこも素晴らしい対応でした。選んで本当に良かったです(*^_^*)。
改めて、北海道はどこへ行っても良い人ばかりという事を実感しましたね~。

部屋から見た「最北の街」


思わぬことに、このビジネスホテルには温泉が付いていました♪
近所のお店で夕食を食べた後に大浴場へ向かうと、嬉しいことに貸切状態でした!!

あ゛~う゛~…
疲れもブッ飛ぶぜ。

完全無人地帯の原野を半日も移動して、いわば「生」か「死」かの極限状態を味わった後の温泉。たまりません。


本日の走行距離:105.26キロ
宗谷岬まで、あと30キロ―。



さてさて。いよいよ明日、最終日です。
ここまで来て「リタイヤ」なんて事はまずありえないと思いますが、まだまだどんなハプニングが待ち受けているのか分からない。
最後まで気を抜かずに行きましょう。
ゴールはすぐそこです!


次回!いよいよ佳境へ!
ついにゴール…するのか!?

続く。