日本ユーラシア協会広島支部のブログ

本支部は、日本ユーラシア地域(旧ソ連邦)諸国民の相互の理解と親善をはかり、世界平和に寄与することを目的とする。

日本ユーラシア協会広島支部ニュース   2013年4月11日

2013-04-11 12:54:58 | 日記
  日本ユーラシア協会広島支部ニュース(2013年4月11日)

【定期総会】
2013年6月30日(日曜日)日本ユーラシア協会広島支部第57回定期総会、広島県支部連合会第23回定期総会が広島市留学生会館2階研修室で開催されます。
日程概要
①13:30広島支部定期総会 ②14:30広島県支部連合会定期総会・記念講演・懇親会

【2013菓子博に協力】
ロシアのお菓子プリャーニクПряникがお菓子博ひろしま2013に特別出品(展示・販売)されます。第26回全国菓子大博覧会・広島(2013年4月19日金曜日~5月12日日曜日)では広島市との姉妹都市提携都市にちなんだお菓子が出品されます。ロシア・ボルゴグラードについては、プリャーニクが予定されています。4月19日から開催されるひろしま菓子博の『広島と世界のお菓子バザール』で、広島に縁のある世界各国・都市のお菓子を、広島の菓子メーカーが工夫して作り、菓子博終了後も、広島のお菓子として根付かせたいという企画があります。そごう広島店が運営事業者となる『広島と世界のお菓子バザール』では、広島市の姉妹都市・友好都市のある国々のお菓子や食材を使ったオリジナルお菓子を特別出品します。

[番組紹介http://www.rcc-tv.jp/e-town/
4月13日17時~17時30分RCCテレビ RCCプロジェクト Eタウン 『広島は盛り上がるか? 菓子博開幕直前特集!』でプリャーニクの製作過程が放映されます。(HPより抜粋。)
来週19日からいよいよ始まる「ひろしま菓子博2013を2週連続で大特集!
第一弾は菓子博の準備風景に密着してきた様子をまとめて放送いたします。広島で92年ぶりに開催されるという菓子博。
一体どんなイベントなのか?まだ、もう一つわかっていないという方にどこよりも詳しくお伝えします。
会場の見所の一つは、工芸菓子。1年以上かけて厳島神社をお菓子で作ってきました。シンボル大鳥居の制作現場も完全網羅。洋菓子と和菓子の職人の初のコラボで、一体何が生まれたのか?
世界のお菓子も大集合するコーナーでEタウンが注目したのはあまりなじみのないロシアのお菓子『ロシア・プリャニク』。
その制作過程に独占完全密着、試行錯誤しながら、ロシアの味を再現できるのか?果たして日本人の口に合うのか?

【ひろしまフラワーフェスティバルに参加します】5月3日4日5日「ユーラシアの広場」でお会いしましょう。

【ロシア語能力検定が実施されます】
受検申し込みは、要項またはHPをご確認の上行ってください。
[61回検定] 4級・3級 2013年5月26日日曜日 内容等詳しくは日本ユーラシア協会HPを参照。
会場:広島市まちづくり市民交流プラザ(広島市中区袋町6番36号) 会議室B(南棟3階)

【国立トムスク教育大学研修】
http://tspu.edu.ru/iff/news/6940-gosti-iz-japonii2.htmlに「Гости из Японии(日本からのお客様)」として紹介されています。

【今期留学生】
4月1日山陽女学園高等部へのカザフスタン・セミパラチンスクからの留学生マディナさんをヒロセミのみなさんが広島空港に出迎えました。

マディナさんのフラワーフェスティバル出演が決まりました。
日時:5月4日 15:20~15:40
場所:カーネーションステージ

【憲法集会のご案内】
①輝け9条・活かそう憲法 5・3ヒロシマ集会
日時 5月3日 午前10時
会場 YMCA国際文化センター(広島市    中区八丁堀7-11)
講演 「浮上する憲法破壊の動き~護憲の原点に立ち戻るとき~」 纐纈(こうけつ)厚さん(山口大学副学長)
参加費 無料

②2013年憲法集会 マイライフ マイ憲法 
日時 5月3日13時開場 13時30分開演
会場 広島県民文化センター
)第1部 記念講演 「はだしのゲンを語って30年、いまフクシマは・・」神田香織さん(講談師)
  )第2部 憲法ミュージカルNo.20 憲法の底力~九条改正はイケン~  
  チケット 大人2000円(当日2200円) 小中高生1000円(当日1200円) 

【映画:ひまわり ~沖縄は忘れないあの空を~沖縄復帰40年企画作品】
ひまわり ~沖縄は忘れないあの空を~ http://www.ggvp.net/himawari/横川シネマ 広島市西区横川3-1-12 tel 082-231-1001
5月11日~17日 10;30~
5月18日~31日 ①10:30~ ②18:30~
前売り券1200円(当日1500円)シニア・学生1000円 広島映画センター 082-293-1119

【問題提起:「日ロ領土問題解決・平和条約締結促進を目指して 事態打開の方途をさぐる」】
[日ユ協会常任理事・京都府連会長長砂實さんより提案。(第8回)]
④「サンフランシスコ条約」で日本が「千島」を放棄したことは事実であるが、それがどの国に帰属するかは、未決であった。既にソ連が占領し実効支配していることは既成事実ではあったが、国際法上は未定であった。それは、日本との平和条約締結によってのみ「解決」されるべき問題であった。然るにソ連は、それを待たずに、1946年に国内法で「千島」(と南樺太)を自国領に編入した。これは、国際的道義に反する不当な行為である、と言わざるを得ない。一旦は「白紙に戻すべき」問題。
V.『全千島返還論』の問題点(略)
.事態打開の道を探る
1)領土問題解決と平和条約締結との関係 今日では「中間条約」構想は非現実的
2)平和条約締結遅延は日口両国とりわけ日本にとって不利、の自覚が必要
3)抜本的な発想転換が不可避 領土問題での思い切った妥協による平和条約早期締結のメリット追求が肝要 「公正・互恵・平和・友好・未来志向の五原則」実現を志向
4)領土問題解決の現実的道筋 日口両国の今日までの主張の抜本的反省・見直しの上に立って、「二島返還」と「四島返還」との間で妥協点を模索すべき。交渉に際しては次の四点について「フィフティ.フィフティ」、「ウイン.ウイン」の精神で貫徹を図る。
①「四島」についての明確な領土・国境区分、②「四島」(およびその海域)の共同利用・開発」による利益の相互享受(経済・文化・交流)、③「四島」の現住民(ロシア人)および元住民(日本人)の人権保障・擁護、④「四島」の非武装地帯化 
(日ロ領土・平和条約締結に関する重要参考文献は次回以降に掲載。)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

協議の場に参加して(内田節子さんアジア太平洋資料センター(PARC)事務局長)

2013-04-11 04:59:32 | 日記
「協議の場に参加して」(内田節子さんアジア太平洋資料センター(PARC)事務局長)
【ブログ記事:TPP交渉、日本の『聖域』は守られない!米通商代表部声明により判明】
シンガポールで行われていたTPP第16回交渉会合が13日に終了した。その閉幕に際し、アメリカ通商代表部(USTR)は声明を発表。その声明には、関税を含むいくつかの交渉グループは、最終段階の会合まで集まる予定はない、という驚きの内容が含まれていることが明らかとなった。
USTRによる声明には以下のようにある。
<関税(customs)、通信(telecommunications)、規制の統一(regulatory coherence)、開発(development)を含むいくつかの交渉グループは、今後の会合で法的文書に関して再度集まっての議論は行われず、これらの分野において残った課題は、合意がファイナルとなる最終ステージの会合で取り上げられる予定である。このことにより、TPP参加国は、知的財産権、(公的機関の)競争、環境といった、残った最も難しい問題の解決に努力を集中させることができる>
 つまり、今から日本がTPP交渉に参加しても、関税に関する議論には参加することが出来ない、ということだ。「聖域なき関税撤廃を前提にする限り、TPP交渉参加に反対する」という自民党の公約は、TPP交渉において実現されないということが明らかになったと言えよう。

 以下、USTRによる声明文の翻訳を一挙掲載する。(翻訳はIWJが独自に作成)(声明全文邦訳)
アメリカ通商代表部(USTR)による声明発表 2013年3月13日

TPP交渉は第16回の会合で順調に進展
シンガポール  TPP交渉の第16回会合が本日終了したことを受けて、交渉責任者たちは本会合で設定していた目標を達成したと報告した。すなわち、オバマ大統領と他10か国の首脳が想定する、2013年という時間枠で次世代の包括的な合意の締結に向けて加速することへの交渉がまとまった。
TPPを通じて、アメリカは貿易や投資の枠組みを設立し、21世紀のアメリカの利害関係者が直面する問題に対処し、アメリカの競争力を高め、ダイナミックなアジア太平洋地域におけるアメリカの貿易を拡張することにより、アメリカの雇用創設を後押しすることを目指している。アメリカはまた、透明性や労働権、環境保護など、核となるアメリカの価値観について合意を進めることも目指している。
アメリカの主席交渉官でUSTR代表補のバーバラ・ワイゼルは、TPP参加国がこれまで達成した非常に多くの交渉問題に関する意見の一致に基づき、本会合において11か国の代表は、残存する問題について相互受け入れ可能な道筋を見つけ、合意の法文化を進める動きを進展させた。活発な会期間の折衝や、会合における全参加国が見せた実用主義や柔軟性の結果、関税、通信、投資、サービス、貿易における技術的障害、衛生や植物検疫の手法、知的財産、規制の統一、開発やその他の問題など、多岐に渡る領域において、多くの問題に対する解決を見出すことに成功した。この進展をもって、関税(customs)、通信(telecommunications)、規制の統一(regulatory coherence)、開発(development)を含むいくつかの交渉グループは、今後の会合で法的文書に関して再度集まっての議論は行われず、これらの分野において残った課題は、合意がファイナルとなる最終ステージの会合で取り上げられる予定である。このことにより、TPP参加国は、知的財産権、(公的機関の)競争、環境といった、残った最も難しい問題の解決に努力を集中させることができる。
11か国はまた、本会合において、商品やサービス、投資、政府調達のための市場アクセスを提供する包括提案を継続して進めることにおいても進捗を見せた。産業製品、農業、繊維製品の関税一括法案に加え、原産地規則、そしていかにアメリカや他のTPP参加国の企業にとって有益となるための地域的なサプライチェーンの発展を最大限促すかということについて、生産的な意見交換が行われた。また、交渉担当者は、サービス、投資、政府調達の市場を開くための各国の提案を議論した。11か国は前回の会合から進展した市場アクセスに基づいて、会期間のさらなる課題についても合意に至り、各国首脳が目指す高いレベルの志にふさわしい結果に向けての動きを続けた。
3月6日、TPP交渉は一時中断し、交渉官たちはTPP参加国から300以上のステークホルダー(利害関係者)が参加するイベントに出席し、議論を交わした。ステークホルダーからのリクエストに応じ、シンガポール政府は交渉官と直接議論できるような場と、60のステークホルダーがあらゆる問題についてプレゼンテーションを行う場を用意した。その日はまた、ワイゼルや各国の交渉責任者はステークホルダーに交渉の概要を説明し、TPP会談の内容や進捗状況についての質疑を行った。
4月半ばに、インドネシアのスラバヤで行われるAPEC貿易担当大臣会合の合間に、TPP担当大臣の会合が行われ、これまでの進捗状況の議論や交渉官に対するガイダンスの提示が行われる予定である。交渉が最終段階をむかえていることから、残るセンシティブな問題に対処すべく、各国政府高官同士によってさらなる積極的な議論が行われることとなろう。
TPP交渉の第17回会合は5月15~24日、ペルーのリマで開催される。
USTR声明原文リンク先
http://www.ustr.gov/about-us/press-office/press-releases/2013/march/tpp-negotiations-higher-gear



TPP Negotiations Shift Into Higher Gear at 16th Round

03/13/2013

Singapore – At the close of the 16th Round of Trans-Pacific Partnership (TPP) negotiations today, chief negotiators reported that they had achieved the goal set for the round: to put the negotiations on an accelerated track toward conclusion of a next-generation, comprehensive agreement in the 2013 time frame envisioned by President Obama and the Leaders of the ten other TPP countries.

Through the TPP, the United States is seeking to help establish a trade and investment framework that supports U.S. job creation by addressing the issues faced by U.S. stakeholders in the 21st-century, promoting U.S. competitiveness, and expanding U.S. trade in the dynamic Asia-Pacific region. The United States also is seeking to advance core U.S. values in the agreement, such as transparency, labor rights, and environmental protection.

U.S. Chief Negotiator and Assistant U.S. Trade Representative Barbara Weisel reports that building on the consensus the TPP countries have already achieved on a significant number of the issues under negotiation, during this round the 11 delegations intensified their drive to find mutually-acceptable paths forward on the remaining issues in the legal texts of the agreement. As a result of active intersessional engagement, and the pragmatism and flexibility shown by all countries during this round, the delegations succeeded in finding solutions to many issues in a wide range of areas such as customs, telecommunications, investment, services, technical barriers to trade, sanitary and phytosanitary measures, intellectual property, regulatory coherence, development, and other issues. With this progress, some negotiating groups, including customs, telecommunications, regulatory coherence, and development will not meet again to discuss the legal texts in future rounds and any remaining work in these areas will be taken up in late-stage rounds as the agreement is finalized. This will allow the TPP countries to concentrate their efforts on resolving the most challenging issues that remain, including related to intellectual property, competition, and environment.

The 11 countries also made progress during this round in continuing to develop the comprehensive packages that will provide market access for goods, services and investment, and government procurement. Productive exchanges occurred on tariff packages on industrial goods, agriculture, and textiles, as well as on rules of origin and how best to promote the development of regional supply chains in order to benefit companies based in the United States and the other TPP countries. In addition, negotiators discussed each country’s proposals to open services and investment and government procurement markets. The 11 countries agreed on additional intersessional work to build on market access advances made since the last round, to continue movement toward outcomes consistent with the high level of ambition that Leaders agreed to seek.

On March 6, the TPP negotiations adjourned temporarily so that negotiators could engage with the more than 300 stakeholders from TPP countries who registered to join the stakeholder events in Singapore. In response to stakeholder requests, Singapore arranged both for direct stakeholder engagement with negotiators and for 60 stakeholders to make presentations on a wide variety of issues. Also that day, Weisel and fellow Chief Negotiators briefed stakeholders and took questions on the substance and process of the TPP talks.

In mid-April, TPP Trade Ministers will meet on the margins of the APEC Trade Ministers meeting in Surabaya, Indonesia to discuss progress to date and provide further guidance to negotiators. As the negotiations draw to a close, high-level officials will be more actively engaged with one another on ways to address the remaining sensitive issues.

The 17th round of TPP negotiations will be held in Lima, Peru, from May 15-24.


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

憲法集会のご案内

2013-04-11 04:52:11 | 日記
【憲法集会のご案内】
①輝け9条・活かそう憲法 5・3ヒロシマ集会
 日時 5月3日 午前10時
 会場 YMCA国際文化センター(広島市中区八丁堀7-11)
 講演 「浮上する憲法破壊の動き~護憲の原点に立ち戻るとき~」 纐纈厚さん(山口大学副学長)
 参加費 無料
 問い合わせ 082-503-5855

②2013年憲法集会 マイライフ マイ憲法 
 日時 5月3日13時開場 13時30分開演
 開場 広島県民文化センター
 )第1部 記念講演 「はだしのゲンを語って30年、いまフクシマは・・」神田香織さん(講談師)
 )第2部 憲法ミュージカルNo.20 憲法の底力~九条改正はイケン~  
 チケット 大人2000円(当日2200円) 小中高生1000円(当日1200円) 
 問い合わせ082-222-0072

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする