12.8不戦の誓いヒロシマ集会アピール
1941年12月8日、すでにアジア諸国への侵略戦争を続けていた日本は、ハワイの真珠湾を奇襲し世界を巻き込んだ太平洋戦争に突入しました。この一連の侵略戦争は、中国をはじめアジアの国々で数千万人、日本人300万人あまりの未曾有の犠牲者を出し、広島・長崎への原爆投下をもたらし、日本の無条件降伏をもって終了しました。
私たちは、この「12月8日」を、「8月6日」と並んで、ヒロシマが、日本が忘れてはならない日として不戦を誓ってきました。
しかし、尊い犠牲の上に実現した戦後平和体制と民主主義が、その根底から覆されようとしています。その象徴が「戦後レジームからの脱却」という名のもと進められている一連の 「戦争をする国」への暴走です。昨年末の、国民の知る権利を奪い、政府に都合の悪い情報を秘密のベールで覆う「特定秘密保護法」の強行成立、戦争遂行機構である「国家安全保障会議設置法」の改正に続き、4月1日には、「武器輸出三原則」に代わり、軍需産業育成と武器輸出大国に道を開く「防衛装備移転三原則」の閣議決定、そして7月1日には平和憲法が禁じ、歴代内閣が「憲法違反」としてきた「集団的自衛権」行使を容認する憲法解釈変更の閣議決定が強行されました。
安倍内閣は一方で、先月、沖縄県民が示した辺野古への新基地建設NO! オスプレイ配備NO!という民意を無視し、在日米軍基地の固定化と日米軍事同盟強化を推し進めようとしています。また岩国基地は空母搭載機部隊の移駐などにより、極東地域最大規模の航空機部隊の基地にされようとしています。
戦後70年、被爆70周年を目前に、日本は、「法」と「装備」を併せ持つ文字通り「戦争をする国」へと大きく変貌しようとしています。さらに、安倍首相は衆院解散前日「憲法改正は自民党にとって結党の原点だ。結党以来、憲法改正を主張しているし、憲法改正草案も発表し、党として21世紀にふさわしい、あるべき憲法の姿を示している。この憲法改正のための橋となる国民投票法が成立した。いよいよ、その橋を渡り、どういう条項を改正すべきか、という段階に至っている」と述べ、総選挙で安定多数という「信任」を得た後、実質的な改憲状態から明文改憲へと踏み出そうとしています。
私たちは改めて、一戦争の歴史・教訓に学び、そしていま再び「戦争をする国」へと暴走する事態を直視し、戦争につながる一切を拒絶する取り組みを強めなければなりません。本日ここに集う私たちは、「ヒロシマの心」として共有し、広範な人々とともに平和と民主主義を守るための活動を一層強化することを心に刻み、12.8不戦の日の誓いとします。
2014年12月8日
12.8不戦の誓いヒロシマ集会
1941年12月8日、すでにアジア諸国への侵略戦争を続けていた日本は、ハワイの真珠湾を奇襲し世界を巻き込んだ太平洋戦争に突入しました。この一連の侵略戦争は、中国をはじめアジアの国々で数千万人、日本人300万人あまりの未曾有の犠牲者を出し、広島・長崎への原爆投下をもたらし、日本の無条件降伏をもって終了しました。
私たちは、この「12月8日」を、「8月6日」と並んで、ヒロシマが、日本が忘れてはならない日として不戦を誓ってきました。
しかし、尊い犠牲の上に実現した戦後平和体制と民主主義が、その根底から覆されようとしています。その象徴が「戦後レジームからの脱却」という名のもと進められている一連の 「戦争をする国」への暴走です。昨年末の、国民の知る権利を奪い、政府に都合の悪い情報を秘密のベールで覆う「特定秘密保護法」の強行成立、戦争遂行機構である「国家安全保障会議設置法」の改正に続き、4月1日には、「武器輸出三原則」に代わり、軍需産業育成と武器輸出大国に道を開く「防衛装備移転三原則」の閣議決定、そして7月1日には平和憲法が禁じ、歴代内閣が「憲法違反」としてきた「集団的自衛権」行使を容認する憲法解釈変更の閣議決定が強行されました。
安倍内閣は一方で、先月、沖縄県民が示した辺野古への新基地建設NO! オスプレイ配備NO!という民意を無視し、在日米軍基地の固定化と日米軍事同盟強化を推し進めようとしています。また岩国基地は空母搭載機部隊の移駐などにより、極東地域最大規模の航空機部隊の基地にされようとしています。
戦後70年、被爆70周年を目前に、日本は、「法」と「装備」を併せ持つ文字通り「戦争をする国」へと大きく変貌しようとしています。さらに、安倍首相は衆院解散前日「憲法改正は自民党にとって結党の原点だ。結党以来、憲法改正を主張しているし、憲法改正草案も発表し、党として21世紀にふさわしい、あるべき憲法の姿を示している。この憲法改正のための橋となる国民投票法が成立した。いよいよ、その橋を渡り、どういう条項を改正すべきか、という段階に至っている」と述べ、総選挙で安定多数という「信任」を得た後、実質的な改憲状態から明文改憲へと踏み出そうとしています。
私たちは改めて、一戦争の歴史・教訓に学び、そしていま再び「戦争をする国」へと暴走する事態を直視し、戦争につながる一切を拒絶する取り組みを強めなければなりません。本日ここに集う私たちは、「ヒロシマの心」として共有し、広範な人々とともに平和と民主主義を守るための活動を一層強化することを心に刻み、12.8不戦の日の誓いとします。
2014年12月8日
12.8不戦の誓いヒロシマ集会