toru-kon DIARY

撮魂日記
アクティブダイバーの水中写真日記ですよ

粉が出るハウジング

2006-10-27 21:58:18 | ダイビング、水中写真
SEA&SEA社のホームページを見ていて非常におもしろい話をみつけました。

なんと、あの志津川のグラントスカルピン佐藤長明さんが海中に落っことしてきはったSEA&SEA社のF80用ハウジングNX-80が4ヶ月後に刺し網にかかって回収された、という内容なのです(回収というよりか漁獲の方がしっくりきそうです)。
リンク先見てきていただいたらわかりますけど、中身のカメラは無事やったそうです。
これは凄い話です。耐圧試験でこれだけの耐久力を示そうと思っても、計算上で評価する(100年プリントが100年持つとか計算上の話なんと一緒ですわ)しかないわけで、それが実地のデータとして出てきているのですからメーカーとしたらウヒョーでしょう。
そしてひとつも水が入らなかったという点はとても評価できます。僕はSEA&SEA社製品のユーザーながら、コスト面を理由に選択しただけでSEA&SEA社自体はそんないうほど好きでもない(以前修理が異様に遅くてかなり腹がたったことがあったのです→しかしクレームつけた後の対応は迅速の一言につきました)、というひねくれ系やっかいユーザーなのですが素直に感心してSEA&SEA社スゲーと思います。

信頼性、耐久性がスゲーのは佐藤長明さんのNX-80の話でよくわかるのですが、僕のDX-D50もスゲーことになってしまっている、というのが今日の写真です。

裏側の透明の樹脂部の塗装が豪快にハゲハゲなのです。金属製品なんかだと塗装が剥げていると、”使いこんでいてシブい、カッコイイ”というように見えたりもするのですが、剥げた中身が透明というのはなんとも貧相でトホホな感じなのです。
貧相なだけならまだ良いのですが、剥げた小さな塗装片がそこかしこに付着してキーっとなったり、Oリングに噛み込んだりしないか心配になってしまうのです(このへんは実物を扱わないとイライラ感を共有するのは無理でしょうねぇ)。僕の周りでは樹脂ハウジングの塗装が剥げて困る、イーっとなるというような話は聞きませんが僕のんだけなんでしょうか(購入後1年たってないですし、ちょっと荒っぽいですが決してムチャクチャな使い方はしていませんし‥)?!

多分保障期間内であるのでなんとかしてくれると思うのですが、塗り直してもまた剥げるぐらいなら最初から透明でもええかも知れない、などと思ってしまいます(もしくは赤い彗星とか白い衝撃的な塗装とか)。