toru-kon DIARY

撮魂日記
アクティブダイバーの水中写真日記ですよ

決定係数(R2)=1

2007-10-05 21:13:27 | 身の回りのこと
このところ室内に籠ってウギャーっと仕事をしていたのですが、今日とても凄いことが起こりました。

この凄さを説明する前にひとつお断りをいれておきます。僕は高校のとき、いわゆる理系専攻型の授業スケジュールで勉強していたのですが、こと”確率・統計”はてんでサッパリのダメダメで、大学の入試を受けるときも確率・統計の問題が出たら捨てるつもりで何もしませんでした。今考えれば、こういう時期にちゃんとやっていれば、あとでヒーヒー言わんでもすんだのに、ですわ。
とにかく僕は”確率・統計”についてあまりよくわからないままこの文章を書いていることをご了承いただきたいわけなのです。

さて、今日は1日の70%以上の時間を目の前にある400本近い試験管を片付けるべく分析仕事に費やしていました。その分析というのが、大雑把に言えば分析試料の吸光度を測定、そして濃度既知の標準試料の吸光度と比較して試料の濃度を計算する、というようなことになります。

っで、濃度既知の標準サンプルについても測定試料と同様の分析操作をしていくわけなのですが、この標準サンプルの吸光度と0、10、20mg/mlという濃度から標準曲線を引いてみてビックリしてしまいました。
なんと、決定係数(R2))(←ずっと相関係数で良いと思っていました)が1になっとるのです。サンプル数もたったの3つなので1になって当たり前と言えば当たり前なのですが、それは理論上の話であって、実際のところは小数点何桁レベルの限りなく1に近い数値にしかなりませんでした。

この分析手法を扱いだしてから8年以上経っていますが、こんなん最初で最後な気がします。何が書いているかよくわからん感じもあるのですが、とにかく僕は完全なる相関性を目の当たりにして取り乱してしまうほど嬉しかったのです。