toru-kon DIARY

撮魂日記
アクティブダイバーの水中写真日記ですよ

プラネットアース第二部とモクモクレン

2006-10-16 21:21:13 | ダイビング、水中写真

NHKのプラネットアースの第二部の2発目、通算6作目の放送が昨日ありました。現在、録画しておいたものを見ています。今回の作品は海に焦点をあてているものです。
水中映像も多いです、そして相変わらずとんでもない出来です。うっとりというかなんというか、魅了されてしまうのです。
しかし、その一方でうまいこといえないのですが生きるということはなんと大変なことなのであろうか、地球は凄いし、生命もそれと同じくらいスゲーという風に感じてしまいます。ここ最近数少ない、いろいろな”凄み”を感じさえてくれる貴重な放送だと思います。


こんな話の後にはかなりどうでも良いような話になってしまうのですが、今日も南勢こと南伊勢町でダイビングをして撮ってきた水中写真です。さて何の写真でしょう??というのが今日のエントリの主旨だったりします。

因みに僕としては妖怪のモクモクレン的なものを感じてしまいます。

コロダイコロちゃん

2006-10-15 09:42:50 | ダイビング、水中写真

というわけでございまして、三重県の南勢こと南伊勢町のダイビングで撮ってきた水中写真、これはコロダイの幼魚なのです、背びれの前部が立っていてくれたらもっと良い感じだったのですが贅沢はあきません。
今年はシーズン終了してしまいましたが、全身イエローブラックのタイガースカラーでクネクネ全力で阪神を応援している、我が同志的な魚です。

不思議なもので水中で見たときに形態と動きから漠然と”これはナンタラコショウダイとかコロダイの幼魚の類やな”というのがわかるんですわ。やはりそれなりの期間水中で魚を凝視していると魚カンみたいなのが養われるのでしょうねえ(反面、物凄く適当なことを堂々と言うことも多々あるわけですが‥)。

今回2倍のテレコンを105mmのマクロレンズにひっつけて入っていたのです。D50では計算上像倍率は最大3倍になるわけです。
ところが撮影対象が5cm越すぐらいのこのコロダイ幼魚(愛称:コロちゃん)ぐらいになってくると、恐ろしく撮りにくかったです。多分体全体を入れ込んでフレーミングして目玉にピントをもっていこうとすると、このサイズ、この動きというのが一番イライラする条件(顔面拡大とかの寄りではピントくるのに引くと目をはずすような感じでしょうか)になってしまったと分析しています。

ことによるとただの気のせいかもしれません。

ボノは曙、アケボノチョウチョウオ

2006-10-14 20:32:29 | ダイビング、水中写真

というわけで連戦気味ですが行ってきました、南勢こと南伊勢町。しかしあれです、ウネリです。南伊勢町相賀浦へ行くには海の近くでひとつ山を超えるのですが、峠から海を見て”こりゃいかんにゃ”と思いました。というのも岩場にムチャクチャ波が打ち付けていて白くなっているぐらいやったですから、エゲツナかったですわ。

そんなわけで相賀浦の内側通称大池でダイビングをしてきました。本当は外側でベラやらスズメダイやら先日出会ったキンチャクダイ幼魚なんかをゆっくり撮りたかったのですがあんな波の中で潜ったらえらいことになるのでショーガありません。
そして、その大池で撮ってきたアケボノチョウチョウオの幼魚です。かわいいですが、落ち着きがありません、本当に落ち着きがありません。あっちへちょこちょこ、こっちへちょこちょこですわ。
何かじーっと見ているとアケボノチョウチョウオは何かに沿っていないと落ち着かないようで絶えずメバルやらクロサギなんかについていくような感じの行動でした(写真の先にはメバルがいたのです)。
まわりに同じ種類のチョウチョウオがいないので寂しいのかもしれません。

ホンベラベラベラ

2006-10-13 20:49:11 | ダイビング、水中写真

南勢こと南伊勢町で撮ってきた水中写真、今日はホンベラの幼魚です。
コガネキュウセンやらホンベラの幼魚のような形のものを僕は勝手に菱形タイプベラ幼魚と心の中で呼んでいます。別にズキューンといった感じでびっしびし泳ぎ回るわけでもないのですが絶えずヒラーッヒラーと泳いでいるような感じで僕にとってはなかなか手ごわい被写体です。そんなわけでホンベラ幼魚たいした写真が撮影できていません。
ということで明日また南勢でダイビングをしてくることにします。
この前なんかとても気持ちよかったので、なんかじっとしていられなくなってしまいました。
ソフトコーラルガーデンの上になんだかわけのわからない魚の幼魚がたくさんいたので楽しみです。肉眼では同定(写真を撮っても同定しきれないことが非常に多いですが‥)不可能な極小謎スズメダイ幼魚なんかもいたりして、もりだくさんです。どーしましょー、テレコンつけて入りましょかねぇ?!

それよりも問題は台風のウネリですがどないでしょう?!海の神サマお願いしますです!!

分身サラサエビ

2006-10-12 21:05:51 | ダイビング、水中写真

これまた南勢こと南伊勢町でダイビングして撮ってきた水中写真なわけなのですが、サラサエビです。当日は、なんかもおやたらめったらそこかしこでサラサエビが屯していました。1尾だけをとってよくよくじっくり眺めてみるとこのエビはなかなか美しいガラなのですが、いかんせん数が凄過ぎて気圧されてしまいます。
っで、気圧されつつ撮影したこの写真サラサエビが分身しよるやないですかぁ!!という風に僕は感じてしまいました。
とにかく数が多いのでシチュエイションさえ整えば3体分身や千手観音、ひいてはガリバートンネルまでめちゃくちゃ応用がききそうです。

コンタクトレンズどないしょー?!

2006-10-11 20:46:18 | 身の回りのこと
ちょっと前に右のコンタクトレンズを紛失してしまいました。そんなわけで今日新しいものを購入しようと近所の眼医者さんに出かけてきました。
僕としてはソフトレンズの長いこと使えるようなタイプのものを購入しようと考えていました。ところがお医者さんに2週間で使い捨てるタイプのものをかなり熱く、強力に薦められてしまいました。今日はサンプルで左右1枚づつ受け取ってきました。

僕の角膜の裏側の写真を見せてもらって本来整然と並んでいる細胞がガタガタにならんでいると説明をしはっての、”自覚症状こそないものの眼はしっかりダメージを受けている点”また”長期間使用できるコンタクトレンズだと眼科で定期健診を受けなくなる点”がその大きな論拠らしいです。

よくよく考えると角膜の裏側の細胞がガタガタなのは、装用したまま寝てしまったりして細胞が酸素不足になることが一因だそうで、2週間交換のレンズでも起こりうる問題です。
また、今日日は2週間装用のレンズもwebから買えるような時代なので結局お医者さんで定期健診もキチンと受けないだろうなぁ、と思います。
コスト面を考えると長いこと使えるようなものをめいっぱい使うのがベストなのですが、2週間で捨てるものと違って長期間タイプはいつ捨てて良いものかよくわかりません、しかも長期間使ってると怖いぐらいゴミだらけになっていますし‥‥。
さてどうしたものか、悩みどころです(お医者さんに聞かれたら、自分の眼がダイジじゃないのなら好きにしなさい、とでも言われてしまいそうですが‥‥)。

この子どこの子?!

2006-10-10 23:35:17 | ダイビング、水中写真

この画も南勢こと南伊勢町でダイビングして撮ってきた水中写真です。ガンガゼの棘の中で緊張気味のこの魚は何の子供なのでしょう??僕はキンギョハナダイの子供だと思っていたのですが調べてみるとどうにも違うような気がします。

ガンガゼの棘に絡んだり中に隠れこむ魚ってけっこういるものです。彼らは棘のそばに寄るととても安心するようで動きがゆっくりしてきます。その状態をガシガシ撮ってやれ、なんて考えているのですがそれでもなかなかどうにもなりません。
ガンガゼの中心部やそこから放射状に棘が伸びまくっている様は上手に使うと素晴しい背景になると思うのですが、やはりこれもなかなかどうにもなりません。

イソハゼの願い

2006-10-09 22:47:37 | ダイビング、水中写真

本当に久し振りに水の中でカメラを構えて水中写真を撮ってきました。
場所は南伊勢町こと南勢です。
ボートからのダイビングでタンク2本潜ってきたのですが、水中撮影的にどうもモヒトツ手ごたえを得られませんでした。そんなわけでワガママを言ってタンク内に残ったエアで20分間だけ船着場を潜って撮影してみました。
僕はけっこうこの船着場のところが好きです。今日はイソハゼの物凄く小さい連中がよぉく見るとポツポツとそこらへんにいました。そういうのを写したのが今日の写真です。
今日撮ったものの中ではけっこう上位にランキングされる出来だったりするのです。最後の最後の20分でこういうの撮ってくるあたり、我ながらワケのわからないことをしているなぁ、と思ってしまいます。
そしてこれまた久し振りに105mmマクロレンズにテレコンを装着して撮影してみましたが、心配していたほどピント合わせがキツくなくてホっとしました。

なんにせよ気持ちの良い秋の日のダイビングとなりました。
世の中なんだかキナ臭くて穏やかじゃない様子ですが、いつまでもこんな楽しい一日をのんびり過ごすことができる世の中であって欲しいです。

男子女子って?!

2006-10-08 20:50:07 | 身の回りのこと
ここ最近テニスのジャパンオープンをずーっと見ていました。男子シングルスではスイスのロジャー・フェデラー選手が圧倒的といって良いぐらいの強さで優勝していました。あんなバックハンドのトップスピンが打てたりしたら本当に気持ち良すぎてたまらんだろうなぁ、と思います。

ところでテニスを見ていて思ったのですが、男子シングルとか女子シングルスとかいうやないですか??でもプレイヤーの人って30代とか20代の選手いっぱいいるわけなんですよ。20~30歳といえばオッサン、オバサンにカテゴライズされても大きな声では文句をいえない年齢だと思います。←っというのは言い過ぎかもしれませんが、少なくとも男”子”、女”子”という子供呼ばわりが似つかわしいとは思えません。
どないかならないものなのでしょうか?!

さようならメッダク

2006-10-07 22:54:41 | メダック
今日、前からかわいがっていたメダカのメダックが永眠してしまいました。
享年1年3ヶ月ぐらいでした。
水温が急激に下がった影響か何か、お腹に卵を詰まらせてしまったような状態で泳げなくなって逝ってしまいました。

今朝メダック水槽を見たときにいつもならばエサをせがんで水面近くまで浮いてくるはずのメダックが底の方でいつもよりも硬い表情をして蹲るような感じでたたずんでいたので妙だと思っていたのですが、今思えばその時から辛かったのでしょう。
僕は今日仕事だったのですが、出かける間際に水面まであがってきたのは僕にさようならを言いたかったのかなぁと思います。

一つ心残りなのはここ最近太り気味だったメダックにちょっとしかエサをやっていなかったことです。かわいそうなことをしてしまいました。
メダカ天国で腹一杯エサを貪り食っていることを祈っています。

ウミネズミーランド

2006-10-06 21:08:12 | ダイビング、水中写真

今日もブンブクチャガマから始まります。
嫁ハンに”ブンブクチャガマ知っとお?!”と聞いてみると”三木浦のマリンビーチで見た”ということでした(因みに僕は実物を見たことがなかったりします)。
これで済んだらそれだけの話だったのですが、嫁ハンの続く一言がメチャクチャでした。
”ブンブクチャガマってウミネズミのことやんなぁ?!”と質問を返してくるやないですか?ウミネコなら知っとるですけど、ウミネズミってなんでしょう?!千葉県某所のネズミー・シーに棲息している黒いヤツでしょうか??
いえいえウミネズミすなはち海の鼠とかいてナマコと読むそうです。当然嫁ハンはそんな知識なしで純粋にケムクジャラなブンブクチャガマがネズミっぽいから別名ウミネズミだと勘違いしていたようです。

そんなわけで今日の写真は石垣島でダイビングをした時に撮ってきた海鼠の水中写真なのでした。

ところでweb検索してみたらダイビングログを公開しているような人が”今日見たイキモノ→ウミネズミ”とか書いていたりして、この人は何を見てウミネズミと思ってはるんだろう?!と気になってしかたがありません。

ブンブクチャガマ

2006-10-05 20:53:11 | 身の回りのこと
昨日のエントリでブンブクチャガマの名前を上げました。
そこでちょっとわからなくなってしまったのです、ブンブクチャガマがどんなお話やったかです。

僕の頭の中ではブンブクチャガマというと茶釜から手足と顔と尻尾が出ている文福狸が扇子を持って綱渡りをしてそれを見ていた殿様が”天晴れ、褒美をとらす”みたいな感じになっておじいさん大喜びの図が浮かびます。
しかしどんな経緯でそんな風な事態に到ったのかが綺麗にすっぽり抜けてしまっているのです。後でweb検索してみることにしましょう(トノサマとかおじいさん出てこなかったら恥ずかしいですわぁ)。

この前あの有名な”猿かに合戦”でもちょっとわけがわからなくなってしまった部分(ニホンザルの尻尾が短いのはカニに尻尾をちょん切られたせいである、というエピソードがあったような気がしたのです)があって調べてみたことがあったのですが、最近の猿かに合戦では”ウシの糞”が登場していないことがあったりしてびっくりしました。
多分、賢いお父さん、お母さんが”ウシの糞なんかキチャナイがな”とか”ウシの糞がしゃべるとかわけがわからん”とか考えてオミットしてしまったのでしょう。
実際ウシの糞は猿の足を滑って転ばすぐらいの地味な活躍しかしていないわけなのですが、人情に厚いウシの糞が一生懸命頑張っているような世の中はなんとステキなんだろうと思います。

棘皮動物雑感

2006-10-04 21:40:50 | ダイビング、水中写真
UmilogのJohnsanさんから熊野で潜ると砂地にやたらめったらカシパンがいるという話を聞きました。カシパンというのは棘皮動物門に属するイキモノでウニの仲間です。
どう表現すれば良いものか?!ソバボウロの形をしたイキモノというのが僕からしたらしっくりきます。当然このようなイキモノで”オっ、やるな!!”という水中写真を撮るのはかなりハイレベルな技量が必要とされると思います(というかカメラを向ける気にはなかなかなれないでしょう)。

カシパンというぐらいですからやっぱり”菓子パン”から来ているのだろうなぁ、と思うのですがソバボウロのような菓子パンなんてなかなか見あたらないと思います。だからといってソバボウロというウニも”どんなかな?!”と思います(かといってカシパンというウニを”どないやねん”と思う気持ちも捨て去っていません!!)。

それにしてもカシパンを筆頭にブンブクチャガマやらタコノマクラ、カワテブクロやら棘皮動物の中には文学的に見てももハイセンスなネーミングな生物が溢れすぎです。

ナイスぼけ

2006-10-03 22:17:39 | 身の回りのこと

これはホソヘリカメムシでしょうか?!後脚がガニマタ風でヘンな感じです。
白いハギでしょうか?!何せハギっぽい花にとりついてゴソゴソしていました。被写界深度が薄めのレンズで花をぼかすとたいてい綺麗な感じに写ってくれるので花にとりついてくれる虫が好きです(たとえカメムシであってもです)。

昆虫エクスプローラーさんの記述によりますとこのホソヘリカメムシ、成虫は飛んでいるとアシナガバチっぽくて幼虫はアリに似ているそうです。幼虫や飛んでいるところを見たことがないもので、何とも言えませんがヘンなカメムシだなぁ、と思います。

ちょっと心配

2006-10-02 23:01:45 | 身の回りのこと
ウチの嫁ハンが風邪をひいてしまったようです。寝込むとかそういうレベルではないのですが時々ゴホゴホやってますし、鼻ズーズー気味のようでどうも調子がおかしいようです。

そしてさっき”これはホンマにおかしいんちゃうか?!”と思ってしまう出来事がおこりました。なんと嫁ハンが”頼むからアイス買おてきてくれ”と僕に頼みよるではありませんか?!
これのどこがおかしいのかというと、嫁ハンは僕に対して”アイスばっかり食っているとバカになってしまう”と言い放つぐらい盲信的な反アイス論者(?)だからです(そのせいで僕はこっそりアイスを食べて痕跡を残さないように箱やら袋を処分するのにいつも苦労させられています)。そんな反アイス論者が”アイス買って来い”というぐらいですから、熱で頭がおかしくなったんやないか?!と思ってしまいました。


実際は熱とか頭おかしくなったとかやなしに喉が痛かったからアイスが食べたくなったそうです(因みに僕が食べる用のアイスをちらりと一瞥して”余計なものまで買ってきやがって”という表情をされてしまいました)。