
式子内親王集 雖入勅撰不見家集歌 続古今 続拾遺 新後撰 玉葉集
345 秋来ては幾日も有らじ吹く風の身に沁むばかり成りにけるかな あききてはいくかもあらしふくかせのみにしむはかりなりにけるかな 続古今 346 葦鴨の払ひもあへぬ霜の上に砕けて...

式子内親王集 雖入勅撰不見家集歌 続千載 続後拾遺 風雅 新千載 新拾遺 新後拾遺 新続古今
361 花を待つ面影見ゆる曙は四方の梢に薫る白雲 はなをまつおもかけみゆるあけほのはよものこすゑにかをるしらくも 続千載 362 荒れにけり伏見の里の浅茅原虚しき露の掛かる袖かな...

式子内親王集 その他補遺
375 然りともと頼む心は神さびて久しくなりぬ賀茂の瑞垣 さりともとたのむこころはかみさひ...

式子内親王 長秋草 藤原俊成贈答歌
これらを思ひがけず前齋院の御そに、人の伝へ御覧ぜさせければ 382 時の間の夢幻になりにけ...

式子内親王 三百六十番歌合
三百六十番歌合 393 梅の花香をのみ送る春の夜は心幾重の霞涌くらむ むめのはなかをのみを...
軒端の梅 明月記 建仁二年正月廿五日 式子内親王一周忌
建仁二年正月 廿五日 天陰る。雨降り止む。 午の時許りに束帯して大炊御門の旧院に參ず。今日...
軒端の梅 明月記 建仁二年九月廿五日 竜寿御前(定家姉)式子内親王月命日供養
建仁二年九月 廿五日 天晴る。竜御前渡らる。常光院に実(まめやか)に參ずと云云。 竜寿御...
軒端の梅 玉葉 建久二年四月廿四日 海恵受戒灌頂
建久二年四月 廿四日辛丑 晴 申刻着直衣參院、胡旋翻袖云々。 …略… 今旦、澄憲眞弟子《御室御弟子、高松院御腹、澄憲...
軒端の梅 源家長日記 式子内親王懐古 軒端の梅は我を忘るな
齋院うせさせ給にしまえのとし、百首歌たてまつりしに、 軒端の梅もわれをわするな と侍し...
軒端の梅 式子内親王家関係者
皇族 式子内親王 久安5年- 建仁元年1月25日 賀茂斎院 父 後白河法王 大治2年9月11日 - 建久3...