重要鉱物の供給網強化、資金力あるサウジと連携…アフリカ・中南米で鉱山開発(読売新聞オンライン)
一見、理屈が合っているように見えますが何故サウジアラビアと協力なのでしょうか?
基本的にはそれを行うのは利益を減らす行為でしかないです。
何故なら多くの鉱物資源は偏った国に有り、金で掻き集めるような事すれば高くなるだけです。
金属鉱物資源の安定供給確保に向けた
外交的取組
平成29年9月
経済安全保障課
それに需要の掘り起こしに繋がります。
イスラム圏でも今や工業化は進み、トラックの部品などの生産は動画でも投稿されています。
それが例えば中東でなくてもイスラムならインドネシアなどに渡されては意味がないどころか日本は更に苦しくなります。
希少な埋蔵量の国に資金を入れて採掘しても中国やイスラム圏に持って行かれるのは見えています。
なるべく必要量だけを確保してそれ以上に乱開発は止めておかないとリスクが高いのは公害でも既に問題になっています。
そもそもレアメタルなどを使用するような部品点数を減らす事の方が優先されます。
今後新興国に加えて開発途上国までが消費するとしたら当然足りなくなります。
なのにその路線を進めば最終的に足りなくなるのは明白です。
今の間違ったサービス等を止めないと二酸化炭素排出量制限以前に資源枯渇で今の物価上昇や格差が大きくテロなどの問題も解消し難い国際社会になる恐れは減りません。