前回と同じく駅前の屋台で焼き鳥ともち米とビールを買って駅のベンチで食べた。
なんてチープな娯楽だろう。一日楽しんで1000Bもかからないんだからな。
隣のベンチにプチ出家と思われる坊さん4人組が座っていた。
ニコニコっと笑顔で指一本立てながら写真撮っていいか?と聞くとその中の一人が笑顔でポーズを作ってくれた。
その写真は銀塩モノクロで撮ったから現像に出してからじゃないとUPできない。
帰りは3等車の切符(20B)を買ったのだが、たまたま俺の前に止まった車両が2等車で
乗り込むとエアコンが効いててリクライニングする座席が並んでいた。
空席が沢山あったから適当な場所に座った。車掌が改札に廻ってきたが追加料金20BでOKとのこと。
2等車は40Bということだ。行きのバスが48Bだったからそれよりも安い。バスよりも快適だ。
40Bって日本円じゃ120円にも満たない。日本だったら一駅も乗れない料金だ。
タイは移動費用が極端に安い。タイに住んでて良かったと思うことの一つかな。
今日、撮影してて思ったがアユタヤの遺跡は飽きてきた。
アンコールワットに行きたい・・・でも日帰りじゃキツイよなあ
アダプターを買ってきてスキャナーが使えるようになった。
新しいの買おうかと思ったがモノクロ写真だったらこれで十分だな。
ちなみに6年前に日本で買ったものだ。1万円くらいだったと思う。
買ってからも殆ど使ってなかったから、これから使えば元取れるか。
写真はスクンビットのソイの中専門に走ってるシーロのオヤジ。
シーロとは軽トラの荷台に座席を乗せたいわゆるタクシーである。
このオヤジの履いてるGパンはわざと破いているわけではない。
日本では若いヤツがこういうGパンを履いてたりするが、それはファッションとしてだ。
この国ではファッションでこういうGパンを履いている人間は居ない。
本当に貧しいからボロボロになっても履き続けるのだ。
遠くを見つめるイサーン地方出身のこのオヤジは何を思い日々生活しているのか、この写真を見るとふと考えてしまう。