経絡を磨く3 。胃炎 Gastritis

Ｃｏｋｏの自森時代の友人のネパールに住んでいるＮＯＢＵＫＯとスカイプで話しました。
彼女はネパール人のご主人と幸せに暮らしているそうですが、最近胃炎を起こすそうです。
肩がこっているでしょ？と聞いたら、「肩はガチガチにこっています」との返事でした。

今日は胃についての経絡を書いてみます。

胃，脾
胃虚になると胃の調子がわるくなる。
食事中に水分をたくさん飲みたくなります。胃液の出がわるいので、外からの食物を受け入れにくいからです。
胃だけの問題だけでなく、胃が悪いときには、胆虚、三焦にも関係します。

胆虚の時は胆汁の分泌が悪いためにも起こります。
白砂糖、化学調味料など解毒が必要な食物をとりすぎても起こります。


胃経には筋肉も含まれているので、筋肉痛〔伸筋）も胃実として現れます。
関節痛の時は全身の関節を司っている胆嚢が実として出ます。

胃経は唇から食道、胃にいたる消化菅全体、筋肉乳房も含まれています。
胃経は心理学では自己の環境を受け入れる、働きをします。
脾経は、「物事を消化理解する」という大脳の働きと関係しています。
脾虚の人は「物事に対してせっかち」インシュリンの不足は脾経の虚実で出ることが多い。

特に外側についている伸筋（背中、肩、脚の前方、腕の外側）の経絡が硬くなっていますので、緩めると胃炎に効きます。
乳房、鎖骨、足の２番目指全体も痛めに揉んで見てください。

薬はのまなくてもほとんどの痛みは改善されますので、日頃から経絡を磨いていれば、この時代安心です。