佐藤豊彦&倉富和子のワークショップが越谷の櫻田ミュージックスクールで1:00~17:00pm まで開催されます。
佐藤さんからのメッセージをブログで紹介いたします。
16世紀の初め、リュートはピアノの役割をしていました。
教養のある人は、みんなリュートを弾いていました。
ガリレオもダビィンチもリュートを演奏しており、その中で平均律を考え出しました。
しかしながら、100年以上も平均律はほとんど使われませんでした。
ヨーロッパは、ローマの影響が強すぎたのです。
ローマ人は、文化にあまり興味がなく飲み食いが好きで、ゲームでライオンと人を闘われたりする。
そういう社会で音楽をやっていました。
それではちゃんとした音楽は生まれません。
12世紀の初めごろ、ピタゴラスの原理を使って作曲をしようとする動きが出てきます。
それまで使っていたローマの数字は使えなくなって、いわゆるギリシャのアラビア数字になります。
彼らにとって東洋というのは、せいぜいトルコやアラビアであり、中国や日本は、マルコポーロの時代まで知りませんでした。
この音楽を聴いていると日本の音楽そっくりで、グレゴリアンチャントというのは仏教のお経が変化して出てきたものです。
続く
佐藤さんからのメッセージをブログで紹介いたします。
16世紀の初め、リュートはピアノの役割をしていました。
教養のある人は、みんなリュートを弾いていました。
ガリレオもダビィンチもリュートを演奏しており、その中で平均律を考え出しました。
しかしながら、100年以上も平均律はほとんど使われませんでした。
ヨーロッパは、ローマの影響が強すぎたのです。
ローマ人は、文化にあまり興味がなく飲み食いが好きで、ゲームでライオンと人を闘われたりする。
そういう社会で音楽をやっていました。
それではちゃんとした音楽は生まれません。
12世紀の初めごろ、ピタゴラスの原理を使って作曲をしようとする動きが出てきます。
それまで使っていたローマの数字は使えなくなって、いわゆるギリシャのアラビア数字になります。
彼らにとって東洋というのは、せいぜいトルコやアラビアであり、中国や日本は、マルコポーロの時代まで知りませんでした。
この音楽を聴いていると日本の音楽そっくりで、グレゴリアンチャントというのは仏教のお経が変化して出てきたものです。
続く