
霊が憑いたという表現が日本にはあります。
犯罪が起きてもその人を責めるのではなくて、悪いのは悪
魔という、責任を外部に投影します。
別の人間が憑りついてやったのだとか。
そういう考え方から18歳未満の少年法を考えますと、
日本人は自然の中に一体となって生活していた時代と今は
かなり違って来ていますので、解離現象が起こって来ています。
一昔前には成人すると、名前変えたり、身分を変えたりして、
大人になって行くための意識変換がありましたので、社会的
責任を自覚する文化があったと思います。

今のインターネットには似たような現象があります。
偽名でインターネットで知り合った人と、犯罪行為や心中すると
か、現実逃避で実際に会って、そのまま実行に移してしまうと
か。ネット人間は偽名でしか人を信用できない、落とし穴があり
ます。
ビルや舗装された中で住んでいる今の人達は、気の毒という言葉
しかありません。
本気で文明と向き合い心と体を考え、学校教育も考える時期が来
ています。そうしないと少年犯罪は無くなりません。

文明の犠牲者に子供たちをしたくありません。
私たちが行っているストレッチなどは、生活の中の滞りをまぶして
行く方法だと思います。