[ 聖者の行進 ]
Team | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | total |
New Orleans Saints | 0 | 14 | 0 | 0 | 14 |
Baltimore Ravens | 0 | 9 | 0 | 8 | 17 |
いよいよ
セインツのシーズンも始まりました。
まだプレシーズンですが。
とにかく無事にシーズンに入れた事だけで、収穫って感じです。
最も注目なのは先発QB争いというところでしょう。
最初に出てきたのは
テイサム・ヒル
まぁ、昨年
ブリーズ不在をつないだ実績から見ても、そうだろうねというところです。
その次に気になるのはOL陣。
プレシーズンで、まともにレギュラーが先発してくるのは、OLくらいみたいな感じだもんね。
(昨年、今年と、プレシーズンのテキト~感がさらに高まった気がする。)
で、顔ぶれはこう。
C、Gがレギュラー陣、両Tが落ちてるという布陣ですね。
RTに、初めて出てきた時には、ほんとどうなる事かと思った
ジェームス・ハースト。
LTには、
イーサン・グリニッジ
昨年のOLやりくりで言うと、
C →唯一離脱ゼロ。もし負傷離脱しても、控えは結構いる。
OGの負傷時 →予定通りな感じに対応できていた。
OTの負傷時 →対応はしていたけど、比較的に苦労してる感じ
な印象だったので、その辺も踏まえた人選かもしれません。(もちろん、全然関係なく、単にレギュラー陣のコンディション不良だったりするかもしれない。)
(でも、これ、相手のDLは割と綺麗に二番手が出てるような...。)
で、結果としては
1. ファンブル
2. インターセプト
3. パント
...
とかやって1Qまだ途中の段階で、QBチェンジ。
ジェイミス・ウィンストン
先発QBをどっちにするかの判断材料を見てる...
とファンとしては思うところですが。
OL陣も総交換に近い状態。
相手の番手も落ちるだろうから、それで割とフラットに比較できたりするんでしょうか。
印象としては、実際のところ既に決まっているって事だよねだったりします。
そんな訳で、一番の注目は結局のところ
3rdQから登場のこの人。
イアン・ブック

いわゆる前パスは少なくて、そのうち1つがINTになってたりします。
が、やっぱり新人QBってのはいいですね~。
ついつい大化けを期待してしまいます。
で、こうした3名は出てきた状況も周りのメンツも異なるので、数字だけ見てももちろん単純比較できませんが、一応STATSを並べてみるとこんな感じ。
QB comparison
Name | Comp | ATT | Comp% | YDS | TD | INT |
Taysom Hill | 8 | 12 | 67% | 81 | 0 | 1 |
Jameis Winston | 7 | 12 | 58% | 96 | 1 | 1 |
Ian Book | 9 | 16 | 56% | 126 | 0 | 1 |
TDパスは
ジェイミス・ウィンストンが唯一決めているし、そのパスも結構いい感じだったのですが、今後の扱いはどうなるんでしょう。
QBの他にも、気にしないといけないポジションは、STのキーになるお二人。
KとP。
どちらも、大きく何か問題を露呈したりする事なく終えられたようで良かったのですが...。
まずはP。
ブレイク・ジリキン
シラキュースの人は、どうなったんでしょうか...。(Rosterにはいらっしゃるみたいだけど)
とにかく、2年目のこの人が、とりあえず無難に業務を遂行してくれました。
今季は、正直なところ結構豊富に出番がある事もありえるので、ミスなくしっかりお仕事してもらえるといいなと思います。
問題はK。
何せ、
ウィル・ラッツが、離脱中。
手術して...8週間かそれ以上の欠場の見込み。
別に1試合欠場なら、テキト~に済ませていいって訳じゃないので、同じ事かもしれませんが、何とも微妙な欠場期間ですね。
開幕を間近に控える中、彼のレベルのキッカーを探すのが、それほど簡単な事じゃないでしょうから。
で、この試合で出てきたのが...
ブレット・メイハー
ダラスで2年。昨年はアリゾナで出場なし、という経歴の方。
ダラスの初年は、比較的良さげな数値ですが、2年目に数字を落として、3年めは出場なしというとこが気にはなりますが、セレクトしてるんだから、良い選手なんだと思います。
数字の傾向で言うと...
短いの...30YD以内は確実に決める。
長くなると、距離なり以上に命中度が落ちるけど、50YD以上とかの、博打なキックの分が良いという感じですかね。
なので、TDが取り切れない時にしっかりFGで加点してくれる感じかなと。
まぁきっと、チームがうまい事全体をまとめてくれる事でしょう。
あと気になるのは...
レシーバー陣。
ターゲットの手駒不足感は、他のチームに類を見ない程。
唯一気を吐いたのが
マーキス・キャラウェイ
マイケル・トーマス不在の間は、彼がNo.1に。
それで、なのか、番号も12から1に変更で頑張ります。
昨年と違い、相手のNo.1CBがマークにつく事になるから、そう簡単に活躍できるとは考えにくいですが、彼に頑張ってもらわないと厳しいのが現実です。
トリクワン・スミスは、というと離脱中。
どこが悪いのか詳細不明ですが、とりあえず不在。
その他は...QB側もパスが投げられないとこはあったんでしょうけど、見てる画の範囲では、レシーバーが全然空いてなくて投げられないように見えました。
シーン的に気になるのは、
テイサム・ヒルのINTのシーン。
右方向にアクロスしてるレシーバーに投げたけど、途中でレシーバーが止まってしまって、相手にパスを投げる格好になってしまったもの。
レシーバーは
タイ・モンゴメリー。
実績ある選手だから、彼なりの判断があったのかと思いますが...。
とにかく、QBとのコンビネーション熟成が足りてない部分がおおいにあるという事で、これは改善してもらいたいところ(....というか、これに関しては、あれ、止まる必要あった?って思うけど。)
あとは、
クリス・ホーガンも出場していたけど、特に目立った活躍は無し。
開幕までに、形にしてくれるんだよね?
と、ちょっぴり心配なところですが、まぁこれもきっと何とかしてくれる事でしょう。
とりあえず、ポスト・ブリーズ初シーズンが始まりました。
今季も存分に楽しめますように。
BGM:
That'll Never Happen No More / Roy Book Binder
遂にベールを脱いだ注目の新人QBと、Bookつながりで。
今日のようなインターセプトは、もう起きないだろうって事で。