近畿旅客鉄道 佐倉線

明日の鉄道員を夢見る男の物語

キハ189系~ついに営業運転を開始!

2010年11月07日 | 3番線:「Train Report」
今日は大阪発の1番列車である特急はまかぜ1号に乗車する為に出かけてきました。
それでは生れ変わった「特急はまかぜ」の全貌をご覧下さい。

午前9時20分。刻一刻と入線時間が迫ります。
 

午前9時28分。待望の列車が入線してきました。
 
車体には温かみの感じられる茜色が配色されています。
また前面の形状もキハ181系に準じています。

では早速、乗車してみます。
    
指定券に表示された座席を探して着席します。
車内には「新車特有の香り」(?)が漂っていました。

今回は大阪駅発車後の車内放送を動画で撮影しました。
この様子は以下の動画でハイビジョン画質で再生可能です。


それでは車内の様子を詳しく紹介します。
 
普通車指定席(自由席)の客室内の様子です。
キハ181系と異なり、グリーン車は連結されていません。

続いて座席の様子です。
    
座席も車体色と同じ茜色の物が使用されています。
また座り心地もキハ181系の物よりも大幅に改善されています。

車内最前列席に装備されているテーブルの様子です。
   
携帯電話やノートパソコンの充電に使用できるコンセントが設けられています。
ただし座席数が極端に少ない為、早い者勝ちです。

続いて座席の背面に設置されているテーブルの様子です。
   
テーブルには缶などを置く為と思われる2つの窪みが存在します。
また肘掛けにはミニテーブル(写真右)も装備されています。

客室入口付近に設置されている電光掲示板の様子です。
 
高輝度フルカラーLEDが装備されているので遠くの席からの視認性も抜群です。
基本的に停車駅案内や広告情報などが流されます。

続いてサニータリースペースの様子です。
   
キハ181系に装備されていた和式便器は本形式では装備されませんでした。
またトイレ内には喫煙を防止する為の火災警報器が設置されています。

最後にデッキ部分の様子です。
  
壁面には温かみの感じられる木目調の模様が描かれています。
また車椅子での利用を前提としている為、乗降ドアの大型化も施されています。

大阪駅から約1時間。姫路駅に到着しました。

  
この駅では本列車の到着に合わせて記念式典が行われていました。
式典の内容は主に運転士への花束贈呈でした。

そして午前10時44分。特急はまかぜ1号は満員の乗客を乗せて姫路駅を後にしました。