自動販売機…日本国内に在住していれば誰もが1度は目にした事があるはずです。
現代の日本では街中から田舎まで様々な所で目撃する事が出来ます。
また取り扱う商品も飲料だけでなくカップ麺や雑誌・新聞と非常に変化に富んでいます。
日本での自動販売機の登場は1888年(明治21年)が最初だと推定されています。
当時は冷却機能が未発達であった為、販売商品は切手や煙草などに限定されていました。
1925年(大正14年)には現在の様にボタンで複数の商品を選択出来る自販機がアメリカで登場しました。
(日本では1960年頃を境に自動販売機が一気に普及しました。)
ちなみに自動販売機が日本で多く置かれるな理由としてはやはり「治安の良さ」が挙げられます。
当然ですが自動販売機の中には商品の他に大量の現金が詰め込まれています。
もし仮に強盗などを行う側からすれば銀行ATM等と並び「格好の的」となるはずです。
(それ故に海外では自動販売機が鉄格子に囲まれている様子を見る事が出来ます。)
もう1つの理由としては「国土が狭いこと」が挙げられます。
それ程国土が広くない日本では大量の人員を要せずに商品補充や整備・点検を行えます。
なお自動販売機は1台でも一般家庭1世帯分とほぼ同等の電力を消費しています。
しかし最近は節電などの面から自動販売機にも省電力機能が搭載される様に改良されました。
実際に時間別の売れ行きなどを把握して、その時間帯に集中的に稼働する自販機も存在します。
約120年前に登場して今もなお爆発的に増殖し続ける自動販売機…今後は更なる期待が寄せられています。
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