近畿旅客鉄道 佐倉線

明日の鉄道員を夢見る男の物語

キハ120系気動車の老朽化について

2012年09月17日 | 5番線「気になる○○○…」

キハ120系気動車…JR西日本のローカル線に乗車した方であれば1度は目にした事のある車両のはずです。
この車両は皆さんも存知の通り、木次線や三江線などの輸送量の少ない路線で活躍しています。
 
ローカル線のサービス改善に貢献したキハ120系ですが登場から20年以上が経過した今、様々な問題が起きています。


まず車内設備の老朽化と陳腐化が進行しつつあります。
 
特に座席は座面の弾力性がほぼ無くなったり、肘掛け部分や手すり部分の塗装が剥げ落ちたりと酷いものです。
(化粧版や床板においても所々に汚れや傷が目立っています。)


車内設備(室内灯や空調設備など)に関しても問題点は多く存在します。
設置されている室内灯の数が少ない為か、昼間でも車内全体がかなり薄暗く感じられます。
また空調設備も利きが鈍くなったりと老朽化が徐々に進行しつつあります。


以上の点からキハ120系は数年以内にも大幅なリニューアル工事を行う必要が出てくるはずです。
具体的な内容としては以下の通りです。

 ・室内灯の増設
 ・化粧板や床板の交換
 ・座席自体の交換またはモケットの張り替え
 ・ボックスシート部分の拡張
 ・車椅子スペースの設置

恐らくJR西日本は最低でもあと10年程度はキハ120系を使用し続ける事が予想されます。
それ故にキハ120系は今後、新型車両と同等の快適性を提供出来る様にする必要があると言えるでしょう。


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