我が家には2台のノートPCがある。一台は2009年発売の富士通製、もう一台は2015年製の東芝製のノートPCである。富士通製のノートPCは買った当初のOSはWindows VISTAであったが、その後Windows7にアップグレード。CPUは今となっては非力のCore2 Duoであるが、ほぼWeb閲覧のみ、たまに年賀状印刷程度の我が家にとっては何の問題もなく順調に動いていてくれていた。
冬のある日悲劇が起こる。家族がカップスープを飲みながらPCを楽しんでいたとき、手元がすべり、マグカップをPCに落としてしまった。PCに広がるスープ、ワカメ、ゴマ。あわてて電源を抜き、ワカメを取り除き、PCを布等で拭きまくる。水を十分に切ったところで電源を入れてみたが、当然PCは立ち上がらない。まだ乾ききっていないのかもしれないということで、扇風機を引っ張り出し、PCにずっと風を当てておくことにした。
復活は厳しそうであり、翌日近くの電器店で広告に乗っていたPCを購入。新しいPCでもあるため、今までよりも快適なPCライフが送れることを期待していたが、動作がどうも遅い。今まで普通に見えていたサイトが、表示にずいぶん時間がかかるようになってしまった。intel製CPUとCeleronの差かどうかは分からないが、メモリは同じだけ積んでいる新しいPCにも関わらず動作が何につけ遅い。Webを検索しながらいろいろと設定を変えてみたが状況を改善することはできなかった。
まる一日扇風機にさらしていたワカメPCの電源を、ダメ元で入れ直してみる。そうすると、うんともすんとも言わなかったPCが無事立ち上がった。キーボードに挟まったゴマを取り除き、ほぼ以前と同じ環境を取り戻すと、せっかく買った新しいPCはサブ機へと追いやられ、ワカメPCが再び我が家のメイン機へと復活した。
それから約2年の間に、USBの口がひとつずつ使えなくなっていき、DVDドライブも開かなくなり、とうとう先日画面に何も表示されなくなってしまった。画面切替キーを押すと1~2秒の間だけ表示されるが、すぐに真っ暗になってしまう。いよいよ限界が来たかと思いつつも、ひょっとしたらケーブルの接続の問題で指し直してみれば直るかもという奇跡にかけ、PCを分解して掃除をしてみることにした。
最近は本当に便利になり、動画サイトを機種名で検索すると、分解解説動画がアップされていることが多い。ドライバーセットを片手に動画を参考にしながら分解を進める。バッテリー、HDD、メモリ、裏ぶた、キーボード、DVDドライブ、ファン、CPU・・・。やはり長年使っている間にかなりのホコリが入り込んでおり、ブロワーでホコリを吹き飛ばす。前回のワカメースープはキーボード部分だけで、内部にはほとんど影響は与えていないようだった。

一通り分解が済んだところで、マザーボードとディスプレイを接続しているケーブルをつなぎ直し、汚れやホコリを綺麗に掃除し、再度組み立てを行った。電源を入れてみたところ、残念ながら症状は変わらず、何も画面には映らない。分解、清掃、組み立ての唯一の成果と言えば、使えなくなっていたUSBの口が復活したことのみだった。
よくよく見ると真っ暗に見えて、画面にはかすかに映っているようだ。液晶そのものは無事だが、バックライト部分が故障してしまった様子。昔デスクトップで使用していたモニタを引っ張り出し接続してみると画面が表示された。しかしモニタはリビングに置くには大きすぎて邪魔になってしまう。
家族会議では、液晶ディスプレイを買う派とPCを修理に出す派で意見が分かれている。せっかく昇格した新しいPCをメイン機として使い続ける気は全く無く、どうやらワカメPCの延命措置を図っていくつもりのようだ。(池)
moniswitch
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株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
冬のある日悲劇が起こる。家族がカップスープを飲みながらPCを楽しんでいたとき、手元がすべり、マグカップをPCに落としてしまった。PCに広がるスープ、ワカメ、ゴマ。あわてて電源を抜き、ワカメを取り除き、PCを布等で拭きまくる。水を十分に切ったところで電源を入れてみたが、当然PCは立ち上がらない。まだ乾ききっていないのかもしれないということで、扇風機を引っ張り出し、PCにずっと風を当てておくことにした。
復活は厳しそうであり、翌日近くの電器店で広告に乗っていたPCを購入。新しいPCでもあるため、今までよりも快適なPCライフが送れることを期待していたが、動作がどうも遅い。今まで普通に見えていたサイトが、表示にずいぶん時間がかかるようになってしまった。intel製CPUとCeleronの差かどうかは分からないが、メモリは同じだけ積んでいる新しいPCにも関わらず動作が何につけ遅い。Webを検索しながらいろいろと設定を変えてみたが状況を改善することはできなかった。
まる一日扇風機にさらしていたワカメPCの電源を、ダメ元で入れ直してみる。そうすると、うんともすんとも言わなかったPCが無事立ち上がった。キーボードに挟まったゴマを取り除き、ほぼ以前と同じ環境を取り戻すと、せっかく買った新しいPCはサブ機へと追いやられ、ワカメPCが再び我が家のメイン機へと復活した。
それから約2年の間に、USBの口がひとつずつ使えなくなっていき、DVDドライブも開かなくなり、とうとう先日画面に何も表示されなくなってしまった。画面切替キーを押すと1~2秒の間だけ表示されるが、すぐに真っ暗になってしまう。いよいよ限界が来たかと思いつつも、ひょっとしたらケーブルの接続の問題で指し直してみれば直るかもという奇跡にかけ、PCを分解して掃除をしてみることにした。
最近は本当に便利になり、動画サイトを機種名で検索すると、分解解説動画がアップされていることが多い。ドライバーセットを片手に動画を参考にしながら分解を進める。バッテリー、HDD、メモリ、裏ぶた、キーボード、DVDドライブ、ファン、CPU・・・。やはり長年使っている間にかなりのホコリが入り込んでおり、ブロワーでホコリを吹き飛ばす。前回のワカメースープはキーボード部分だけで、内部にはほとんど影響は与えていないようだった。
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一通り分解が済んだところで、マザーボードとディスプレイを接続しているケーブルをつなぎ直し、汚れやホコリを綺麗に掃除し、再度組み立てを行った。電源を入れてみたところ、残念ながら症状は変わらず、何も画面には映らない。分解、清掃、組み立ての唯一の成果と言えば、使えなくなっていたUSBの口が復活したことのみだった。
よくよく見ると真っ暗に見えて、画面にはかすかに映っているようだ。液晶そのものは無事だが、バックライト部分が故障してしまった様子。昔デスクトップで使用していたモニタを引っ張り出し接続してみると画面が表示された。しかしモニタはリビングに置くには大きすぎて邪魔になってしまう。
家族会議では、液晶ディスプレイを買う派とPCを修理に出す派で意見が分かれている。せっかく昇格した新しいPCをメイン機として使い続ける気は全く無く、どうやらワカメPCの延命措置を図っていくつもりのようだ。(池)
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