昨年9月に自社に戻ってきたが、それまでは高田馬場のお客様に約10年お世話になった。入社1年目からだ。技術力はほぼ皆無だったため、テスト管理者としての参画。テストチームは私と協力会社の若い女性1名という体制だった。日々の仕事は、開発側が単体試験を済ませたソースコードを試験サーバにデプロイし、結合試験を消化すること。協力会社の女性はブルドーザーのようなパワーでガンガン試験を消化してくれたので、スケジュール通りに作業を進めることができ、毎月月初のリリースも遅延を発生させることはなかった。テスト管理者の仕事は彼女のパワーのおかげで非常に楽ではあったが、このままテスト管理者で居続ければ技術力は身に着けることはできないと考え開発メンバーになるべく猛勉強を始めた。
まずは、IT技術を理解するべく基本情報技術者試験の勉強に手をつけた。それと並行して、ハードウェアの知識を得るため秋葉原へ行き、貯金をはたいてパーツやOSを購入し自作デスクトップPCの作成を始める。しかし、順風満帆とはいかずパーツを購入する段階から小さなつまづきを繰り返した。注意が必要なのはパーツ同士の規格。マザーボードとCPUなど規格が合っていないと物理的に組み合わせることができない。危うく大金を失いかけた。
悪戦苦闘しながらも、本やネットを見ても分からない時はガラケーで写真を撮り、それを秋葉原のショップ店員さんに見せて助言を仰ぎ完成にこぎつけた。基本情報技術者試験の方は、過去問を重点的に学習し、問題を見たら瞬時に回答が分かるほど脳に刷り込ませたことで合格することができたと思われる。
その勢いで、応用情報技術者の資格取得を目指した。まだテスト管理者だったので、より広く技術的な知識を習得し努力している姿勢をお客様へ見せないと開発メンバーにはなれないと考えたからだ。実は、応用情報技術者試験は、その前身であるソフトウェア開発技術者試験よりも難易度が優しくなっていると聞く。ソフトウェア開発技術者試験は、クレイジーなアルゴリズムの問題があるなど相当レベルは高かったらしい。
私も協力会社の女性も格段にテスト消化スピードが向上していたので、さっさとその日の作業を終わらせ、お客様の了承をとり、業務時間内に二人ともそれぞれの資格勉強をしていた。こちらも過去問と回答を脳に刷り込ませ合格することができた。(試験前の2か月間ほど土日は勉強しかしていない記憶がある。)
テスト管理者になって1年半が経ったころ、ついにお客様から開発メンバーとなる機会を頂いた。メインシステムのWebアプリケーションではなく、まずはスタンドアロン型のツール開発。exeファイルを起動するアプリケーションだ。言語はオブジェクト指向のC#。オブジェクト指向といえばデザインパターン。私はデザインパターン入門の本を購入し通勤時間に読んでいたが、あまりにも本が重く太く腕が疲れるので、本に悪いと思ったが三等分して持ち歩いていた。開発を長年続けて感じたことはテクニックよりも、システム全体を把握し、手を入れるところの影響範囲を広く認識できているかだと、私は思う。
プログラミングもある程度分かってきたころ、デスクトップPCを自宅サーバ化し自前のWebアプリケーションを作って家の外からアクセスする挑戦をした。WebアプリケーションはCGIとPerlで作成。アプリ作成は簡単だったが、自宅サーバ化は難航した。ネット等で調べまくって数週間かけてようやく完成したが、そのプロセスはまったく覚えていない。もう一度作れと言われても数週間かかりそうだ。しかし、その後問題が発覚した。私のサーバが総当たり攻撃を受けているのだ。ログを見ると1日に何万件もどこからかアクセスされている。基本情報技術者試験の問題にもあった、踏み台サーバにされるかもしれないと焦った。当時私は、それに対抗するセキュリティ技術に自信が無かったので、自宅サーバは閉じることにした。
まったくのド素人でこの業界に入り、様々なことに取り組んできた。是非、若い人たちも将来のために時間とお金を投資して欲しいと思う。この先も開発技術者としての話は続くが、またの機会に。(真)
moniswitch
今お使いの離床センサーがそのまま使える!
離床センサーのスイッチ入れ忘れ事故防止に
monipet
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センサー、IoT、ビッグデータを活用して新たな価値を創造
「できたらいいな」を「できる」に
OSGi対応 ECHONET Lite ミドルウェア
短納期HEMS開発をサポート!
GuruPlug
カードサイズ スマートサーバ
株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
まずは、IT技術を理解するべく基本情報技術者試験の勉強に手をつけた。それと並行して、ハードウェアの知識を得るため秋葉原へ行き、貯金をはたいてパーツやOSを購入し自作デスクトップPCの作成を始める。しかし、順風満帆とはいかずパーツを購入する段階から小さなつまづきを繰り返した。注意が必要なのはパーツ同士の規格。マザーボードとCPUなど規格が合っていないと物理的に組み合わせることができない。危うく大金を失いかけた。
悪戦苦闘しながらも、本やネットを見ても分からない時はガラケーで写真を撮り、それを秋葉原のショップ店員さんに見せて助言を仰ぎ完成にこぎつけた。基本情報技術者試験の方は、過去問を重点的に学習し、問題を見たら瞬時に回答が分かるほど脳に刷り込ませたことで合格することができたと思われる。
その勢いで、応用情報技術者の資格取得を目指した。まだテスト管理者だったので、より広く技術的な知識を習得し努力している姿勢をお客様へ見せないと開発メンバーにはなれないと考えたからだ。実は、応用情報技術者試験は、その前身であるソフトウェア開発技術者試験よりも難易度が優しくなっていると聞く。ソフトウェア開発技術者試験は、クレイジーなアルゴリズムの問題があるなど相当レベルは高かったらしい。
私も協力会社の女性も格段にテスト消化スピードが向上していたので、さっさとその日の作業を終わらせ、お客様の了承をとり、業務時間内に二人ともそれぞれの資格勉強をしていた。こちらも過去問と回答を脳に刷り込ませ合格することができた。(試験前の2か月間ほど土日は勉強しかしていない記憶がある。)
テスト管理者になって1年半が経ったころ、ついにお客様から開発メンバーとなる機会を頂いた。メインシステムのWebアプリケーションではなく、まずはスタンドアロン型のツール開発。exeファイルを起動するアプリケーションだ。言語はオブジェクト指向のC#。オブジェクト指向といえばデザインパターン。私はデザインパターン入門の本を購入し通勤時間に読んでいたが、あまりにも本が重く太く腕が疲れるので、本に悪いと思ったが三等分して持ち歩いていた。開発を長年続けて感じたことはテクニックよりも、システム全体を把握し、手を入れるところの影響範囲を広く認識できているかだと、私は思う。
プログラミングもある程度分かってきたころ、デスクトップPCを自宅サーバ化し自前のWebアプリケーションを作って家の外からアクセスする挑戦をした。WebアプリケーションはCGIとPerlで作成。アプリ作成は簡単だったが、自宅サーバ化は難航した。ネット等で調べまくって数週間かけてようやく完成したが、そのプロセスはまったく覚えていない。もう一度作れと言われても数週間かかりそうだ。しかし、その後問題が発覚した。私のサーバが総当たり攻撃を受けているのだ。ログを見ると1日に何万件もどこからかアクセスされている。基本情報技術者試験の問題にもあった、踏み台サーバにされるかもしれないと焦った。当時私は、それに対抗するセキュリティ技術に自信が無かったので、自宅サーバは閉じることにした。
まったくのド素人でこの業界に入り、様々なことに取り組んできた。是非、若い人たちも将来のために時間とお金を投資して欲しいと思う。この先も開発技術者としての話は続くが、またの機会に。(真)
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今お使いの離床センサーがそのまま使える!
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