goo

一試合2ホームラン

 朝、何となく高校野球を見ていたら、智弁学園の岡本和真三塁手が1回と6回に2本のホームランを打った。今年の選抜に出場する選手は、横浜の浅間選手がすごいという評判は耳にしていたが、この岡本選手のことは全く知らず、特に打った瞬間ホームランと分かった2本目には驚いた。バッティングのことなどよく分からない私でも、彼が非凡な選手であることくらいは分かる。順調に成長していったら、かなりの選手になるのでは、と予感させるだけの実に素晴らしいバッティングだった。



 TVでアナウンサーが選抜で一試合に2本ホームランを打ったのは岡本選手が19人目だった言っていた。少々興奮気味に、「松井秀喜さん、中田翔、それに清原選手」と3人の名を挙げた。中田は現役選手だから、敬称略でもいいかもしれないが、松井には「さん」、清原には「選手」と区別した基準が分からず、なんだか面白かった。国民栄誉賞をもらった人物とこのところ風評がよくない人物との差かな、と勘ぐったりしたが、そんな区別がNHK的にあるんだろうか?などと要らぬことまで考えてしまった。

 そんなことはともかく、他に2本打った選手は誰なんだろうと思って探してみた。するとこんなサイトを見つけた。さすがに半分くらいの選手しか知らなかったが、前述の3人以外に「藤田平 市和歌山商 昭和40年(1965)」「藤王康晴 享栄 昭和58年(1983)」「桑田真澄 PL学園 昭和59年(1984)」「元木大介 上宮 平成元年(1989)」「平田良介 大阪桐蔭 平成17年(2005)」は分かった。

 甲子園で一試合に2ホームランといえば華々しい活躍だが、それだけでプロ野球選手として名を残すだけの選手となれるわけではないことを、このリストが語っているように思う。
 今後の岡本選手に注目していきたいと思う。

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする