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酒井順子「ユーミンの罪 」

 年内に本を一冊くらいは読み終わっておかなきゃ、と秋の始めから少しずつ読んできた酒井順子「ユーミンの罪 」(講談社現代新書)を駆け足で読み終えた。 ほぼ飛ばし読み状態だったので、碌な感想も記すことができないが、ある世代の女性はこうやってユーミンの曲を聴いてきたんだ、と参考になった。私のユーミン感とは少しばかり異なる点も多かったが、それはそれ、全般的には「なるほどね」という気持ちで読むように心掛けた。


 
 だが、やっぱりこういう本は曲を一通り聴いてから読んだ方がいいだろう。荒井由実の頃の曲は鮮明に覚えているものが多いが、松任谷由実になると記憶があやふやだ。まあ、それだけでも松任谷由実のユーミンに私がさほどシンパシーを感じていない証左であろうが、作者の曲に対する思い入れが実感できないまま読み進めるのは少々申し訳ない気もした。

 まあ、何にせよ、読書量のがくんと減った私ながら、一冊は読み終えたわけだから、新たな気持ちで新年を迎えることができる。

 来年はもう少し読書に充てる時間を増やさないと、脳の老化を止められないだろうな・・。
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