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「おしゃべり階段」

 妻が毎月買っている月刊誌「YOU」に、昔懐かしいくらもちふさこの「おしゃべり階段」①が付録についていた。えっ??どうして?と思ったものの、懐かしさにつられて読んでみた。



 Wikipedia によれば、
『おしゃべり階段』はくらもちふさこによる日本の漫画作品。少女漫画雑誌『別冊マーガレット』(集英社)にて連載。単行本全2巻、文庫版全1巻。番外編として「眉をつけたピカデリー」がある。
 【あらすじ】
天然パーマがコンプレックスの森本加南。中学時代には単なる友達だった中山手線にある日特別な感情を持ち始める。しかし、高校ではそれぞれ違う所へ。大学は線と同じ所へ行きたいと思った加南は、色々な出来事を体験して成長しつつ、大学受験へと向かっていく。

 なんだろう、一巻を読みながら感じた不思議な感覚は。確か、大学生だった頃に連載されていたのを読んだと思うが、まったく色褪せていない。いいおっさんが少女漫画を読んで胸ときめかすというのも気持ちの悪い話だが、事実胸キュンとなってしまったのだから仕方がない。読み終えて、早く二巻が来ないかと、「YOU」が発売されるのを心待ちにした。

 

 先週やっと2巻目を読んだんだけど、ちょっとガッカリ。中学生の頃の加奈と線が一番よかったなあ・・、と1巻目のままのテイストで話がすすめがよかったのに、とちょっと思った。今も昔も話が変わるはずはないから、若かった頃はこれでよかったのかな、と思ったりもした。

 でも、何にしても随分久しぶりにくらもちふさこの世界に耽溺できたのは、命の洗濯をしたようで嬉しかった。

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