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入学式・番人編

2007年04月04日 | こどもたち(番人・30歳)
昨日は番人の大学の入学式でした。

大学の入学式に親が出席するなんてあまり考えられなかったのですが

1.入学式の会場の武道館に私は今まで一度も行ったことがないこと、
  そして、とても桜のきれいな場所だということ…。

2.一生に一度のことなのよね~ということ、

3.番人には友達があまりいない上に
  多分番人の友達でこの大学へ行く友人はいないだろうし(ちと複雑。。。
  みりこが居れば楽しい道中になるかな…と。。。


そこでみりこに聞いてみたら
「行きたい~~~」というので行くことに…。

あいにくの雨だったけど、
みりこのおかげで笑いのある道中になりました。


武道館に入るまでに、並んでいて時間がかかったのですが、
そのとき、地方から一緒に出てきたであろう男の子と母親&おばさん?をみかけました。

その男の子、それは嬉しそうにしていて、お母さんもすごく誇らしげな顔をしていました。

一生懸命勉強して、合格を勝ち取って、
夢を持って地方から上京している子がたくさんいるのだろうなぁ。。。

まさに「東京タワー」のおかんと息子…だね。

首都圏に住んでいると、親も子も大学に入るのがごく普通のことで、
こんな風に希望に満ちた顔になりにくいのでしょうね。
なんだか大切なこと、教えてもらった気がしました。


到着したのが遅かったのですが
私とみりこは席を詰めていただいてなんとか座れました。

後から聞いたら番人はずっと立って見ていたそうです。。。
(学生席と父母席とは別だったので)





司会は某テレビ局に内定が決まっている4年生の男子と
アナウンサー志望の4年女子でした。



初めにお祝いの「能」がありました。
同大学出身の方が主役(シテというのですよね)をされていて
演目は「羽衣」




それから総長式辞、来賓祝辞がありました。

来賓は22歳の女性で、振袖姿が目を引きました。
大学の交換留学制度でアメリカに留学し
現在、緒方貞子さんの元で働いているとのこと。

その彼女が話してくれました。
ここに100人いるとしたら全世界で大学に行けるのはたったの一人なんだ。。。と。

彼女の大学時代に知り合った友人は、
日本に来るまで戦争しか知らなかったそう。
その友人がそこを選んで生まれたわけじゃなく
私が日本を選んで生まれたわけじゃないのに。。。と。


みなさんがどれだけ恵まれているか知ってほしい…。
そして、4年間を大事に過ごしてほしい…というようなこと、
実に堂々と話してくれました。
年が近いだけに、彼女の言葉は新入生の胸にしっかり響いたと思います。

さて、番人はどんな4年間を過ごすのか。。。

これからはもう、本当に自分次第。

まりぶが「約束違反だ」と怒ったけど、
(私立の中高一貫校に通った番人は国立大学に行く…という約束ごと。
まりぶは中高を公立で過ごしたから
大学は私立へ行くのが当然と思っていたの。これもどうかと思うけど…
でも、「約束違反」になってしまったこと。
本当にそういう自覚を持って大学生活を送って欲しいものだわ。


恵まれすぎていてダメになった男。。。
私にはまだ、そう映っているのだよ、番人



武道館の周りのおほり(ずっとここまで千鳥が淵かと思ったけど、牛が淵…というらしい)の桜も、
門出を祝ってくれて精一杯の最後の美しさを見せてくれていました。




入学式に出て、私も少し吹っ切れた気がします。

入学したところが一番合っているところ…。
そんなこと、7年前の中学受験で嫌というほど経験したことなのにね。

それにしても約束破りは許されないから、
番人には将来きっちり
学費を返してもらうつもりだよ。

とにかく、入学おめでとう

2 コメント

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うーん・・・ (地方のママ)
2007-04-15 12:37:00
地方の子はほとんど大学なんかいかないからこの程度でもうれしいんだろうなってことかな。
ちょっと疑問に思いました。
無理して私立学校や予備校にいかなくても、合格する子はしていますよ。
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地方のママさん (じゅりあっこ)
2007-04-15 16:14:46
こんにちは、地方のママさん。

初めてのコメント、ありがとうございます。
私のブログにはよくいらしていただいていたのでしょうか?それとも、初めてでしたか?
どちらから辿りつかれたのでしょうか?
とにかく、ご縁があったわけで。。。はじめまして。

地方の子がほとんど大学に行かないなんて。。。まさか!そんな風に思っていませんよ。
我が夫も私も元は地方ですから。。。
主人も公立高校から国立大学に入っていますし、
主人の兄も妹もそのまた夫も
地方から見事!現役で国立大学に合格していますから、
私学や予備校にいかなくても合格するお子さんがいることもよくわかっているつもりですよ。


このときにお会いした親子は、
きっとこれでお別れして、お子さんは一人で暮らすのだろうなぁ。。。と感じました。
その大事な息子の晴れ姿を見に上京していらしたお母様、
誇らしげでもあり、さみしげでもあり。。。
親にも子にも人生の節目…と感じられたのです。
それを見て、首都圏にいると、そういう風にあまり感じられない…と書いたつもりです。

そのあたり、「ごく普通」の意味を、
私の文章がつたなくて誤解されてしまって、不愉快な思いをされましたら申し訳ありません。

私の日記をず~~っと読んでくださっていらっしゃる方は理解してくださっていると思いますが、
中学受験からいろいろあったこと。
番人のクラスでは多分「落ちこぼれ」であること。
そういうもろもろの気持ち、
ほとんどが書けない私の気持ちを察して、
お許しくださいね。



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