暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

食事療法に取り組む

2015-02-12 19:24:52 | 腎臓

先週、2015年2月6日に神奈川県鴨宮で、NPOによる慢性腎臓病の腎臓病食の調理実習があり、
夫と二人で、参加してきました。


低たんぱく食品を使って、食材はすべて重さを測定して、調理します。

参加者の中で、一番時間が掛かってしまいましたが、透析にならないための保存期における食事療法の
厳密な食事作りを習って、認識をあらたにしました。


炭水化物は、でんぷん米やでんぷんで作られた麺や粉を使って食事を作ることで、摂らずに済んだ
タンパク質の摂取分を、他の献立のタンパク質に利用することができて、少しでも充実した食事ができます。


試食後の懇談会では、参加者の方たちの食事に対するストイックな取り組み方をうかがって、
大いに勉強になりました。

低タンパク質、減塩はもちろんですが、カロリーを充分に摂取することで、カロリー不足から
自分の筋肉を分解して燃やしてしまうことを避けることを学びました。


帰宅してからは、毎日、いろいろと研究して、8日には、でんぷん米や低たんぱく食品、
食品成分表などの本も注文して、夫の腎臓病食について、積極的に取組む覚悟をいたしました。

2月11日からは、届いた低たんぱく食品を使って、調理して、夫は普通のお米のご飯は食べないことに
しました。

慢性腎臓病の保存期は、毎日の食事でコントロールする以外に方法はなく、その結果、血液検査で
クレアチニンが基準値に近い状態を保って、透析にならないような努力をするしかありません。

腎臓を治す薬はないのです。

カロリー不足にならないような努力は今までしてこなかったので、もっと真剣に取り組んでいかなければ
いけないと決心しました。


夫には長生きしてほしいので、がんばっていきます



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