暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

蓄尿

2015-03-12 20:09:28 | 腎臓

2015年2月9日から食品成分表で栄養計算して夫の食事療法に取り組み始め、ひと月が経ちました。



慢性腎臓病の保存期の管理を大切に考えておられるクリニックに行くようになり、初めての蓄尿を経験しました。


蓄尿は、24時間の尿をすべて貯めます。

総量と成分分析で、1日の栄養分の摂取量を推定します。


今日、蓄尿の結果が出ました。



クレアチニンクリアランス  :  57 ml/mEQ

蛋白質摂取量        :  55 g/日

塩分摂取量         :  6.5 g/日

血清クレアチニン      :  1.30 mg/dl

尿素窒素(血液)       :  16.4 mg/dl

尿酸(血液)         :  6.9 mg/dl

カリウム(血液)       :  4.0 mEQ/l



食事療法をシビアに実施したばかりの血液検査では、2月17日には、クレアチニンは 1.46 でした。

3週間の成果で、クレアチニンが 1.30 まで下がり、夫婦ともに努力のたまものと喜んでいます。


クリニックの先生も、食事がうまくいっている、アーチェリーの的で言えば、ほとんど真ん中に当たっている、とおっしゃっていました。

むしろ、食塩をセーブし過ぎて、ナトリウムが少ないくらいなので、塩分ももう少し摂るようにしていい、とのことでした。


食品成分表で献立をたて、計算、Excelに入力して、二人で始めたころ、この先、こんなに一日中献立作りに頭を悩ませ、これが一生続くのだろうかと恐怖を覚えたものでした。


でも、だんだん、計算や献立を考えるのが早くなり、休憩時間に録画したドラマを見たり、雑誌を読む余裕もでてきました。


そして、この初めての蓄尿結果のグッドの成果。


これからもがんばれそうです。


たんぱく調整食品も段ボール箱にたくさん取り寄せて、リビングに並んでいます。


新しいレシピも増え続けています。



  
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