今日の夕方、何気なくつけたテレビのNHKで、「ドラクロワ選」の放送がありました。
ドラクロワ新企画「幸せサプライズ」です。
4歳の時、100万人に1人の難病で、お母さんから肝移植を受け、難病を克服した少年、川口祐典君(12)は肝移植から8年、中学1年生になり、サッカー部で元気に頑張っています。
ことし、祐典君は、お母さんにお礼がしたいということで、番組と演出家が協力し、肝移植をした記念のその日、地元のデパートで、サプライズでお母さんにダンスをプレゼントすることに。
その思いに親戚、友人たちも集まり、ダンスの猛練習を重ね、祐典君のお母さんに大勢がダンスを踊り、お母さんを驚かせます。
親戚、友人、知人たちの大勢のダンスに感動したお母さんの涙とともに、私も涙があふれました。
涙・・・感動したときに流す涙
アメリカのウィリアム・H・フレイ博士によると、
「映画などに感動して出た涙、つまり感情による涙からは、ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)が検出される。このACTHは、ストレス反応として分泌されたホルモンなので、泣くことで体の外へ涙と一緒にストレスが出て行っているということになる。」
ということです。
感動して涙を流すと、ストレスが去り、すっきりするというわけだそうです。
日ごろストレスを受けている人には、本を読んだり、映画を見るようにして、涙を流すことは、からだに良いと聞いたことがありますが、そのようなことだったのですね。
泣くのを我慢すると、ストレス性の病気になる可能性があるのだそうです。
いつのことだったか、前に、そういえばずいぶん泣いてないな、と思うことがありました。
感動的なドラマを見たり、話を読んでも感動しなかったのかもしれません。
連続ドラマの感動的な最終回のシーンを見て、なぜか、冷めた目で見ていた自分がいたこともありました。
今は逆に、涙もろくなっていますが、心を動かすものを、見たり読んだりするように心がけたいと思いました。
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