平成22(行ケ)10069:4部
請求棄却
本件は、無効審判不成立審決について取消を求めるものです。
周知技術の内容についての原告の主張が排斥され、ダクタイル鋳鉄についての周知技術ではないとされ、取消理由は存在しないと判断されました。
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3 破天荒力事件
平成22(ネ)10017
本件は、第1審で複製権侵害が肯定、第2審で否定されたものです。
棚木さんによると、「思想や感情の表現との峻別、ありふれた表現にすぎないか否かの判断の難しさ」が現れているとのことです。
4 研究論文事件
平成22(ネ)10004
これも地裁と高裁とで判断が分かれたものです。
棚木さんによると、「他の表現の選択が可能であっても、そのことから、当 . . . 本文を読む
7 駒込大観音事件
平成21(ネ)10047
本件は、著作者同一性保持権の侵害の救済方法に関して、地裁と高裁の判断が分かれました。
高裁は、一切の事情を総合考慮した上で、原状回復は否定し、謝罪広告のみを認めました。
8 オークションカタログ事件
本件は、フリーペーパーのカタログに、オークションのプレカタログとして原告の製作した美術品の画像を掲載したこと等が問題とされたものです。
本判決 . . . 本文を読む
5 テキスト事件
大阪地裁
平成20(ワ)172
テーマ選定マトリックスが、著作物に該当するとの原告の主張が排斥されました。穏当な判決です。
6 猫のぬいぐるみ事件
大阪地裁
平成21(ワ)6411
本判決は、まず、猫の顔の表情が原告作品の本質的特徴であると認定した上で、翻案を否定しました。 . . . 本文を読む
知財部裁判官(棚木さん)による著作権裁判例の紹介です。
1 TVブレイク事件
平成21(ネ)10078
棚木さんによると、著作権侵害行為の主体の認定に関して、「行為の内容・性質」をメルクマ-ルとしてあげている点において、ファイルローグ事件に近いとされています。
また、同判決は、プロバイダ自身が侵害行為の主体であることを理由としてプロバイダ責任制限法の適用も否定しています。
2 弁護士のく . . . 本文を読む
平成22(行ケ)10338:
請求棄却
本件は、商標登録無効審判成立審決について取消を求めるものです。
被告はみずほグループです。被告の知名度の高さなどが丁寧に認定され、4条1項15号の適用が肯定されています。
穏当な判決です。 . . . 本文を読む
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