3年前の九州キャラバンで訪れた鹿児島。
桜島なども観光したのだが、強烈に記憶に残っているのが、「知覧特攻平和会館」
陸軍沖縄特攻作戦で亡くなられた1,036名の隊員の遺影が、出撃戦死した月日の順に掲示されていて
家族・知人に残した遺書・手紙・辞世・絶筆などが展示されています。
上の写真は、昭和20年5月鹿児島県甑島の手打港の沖約500メートル、
水深約35メートルのところに海没していた海軍零式艦上戦闘機です。
この海軍零式艦上戦闘機は知覧町(当時)が昭和55年6月に引き揚げたものです。
こちらの機体は海軍の零戦です。
当時の様子が伝わってくるような気がします。
機体は35年間海中にあり、無残な姿ですが、往時をしのぶ姿をとどめています。
この会館で一番胸にぐさっと来たのはやはり、若き特攻隊員達が残した家族・知人に残した遺書・手紙・辞世・絶筆などです。
かなりの数があり、全部読むのには3、4日掛かってしまうのでは?!という感じです。
かなり時間をかけて読まさせていただきました。
「人生の総決算 何も謂う事なし」なんて20歳そこそこの青年が明日出撃という時に残せますかね。
「捨身殉国斃而後不已 (みをすてて くににじゅんじ たおれてのち やまず) 」
命を捨てて,国を護る。そうしてなおまた,倒れたのちも,その心は変わらない。
今の若い世代の人たちに是非見ていただきたい。
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