将棋は王将ばかりが駒じゃない。（写真は四国遍路札所仁王像）

家康公が「侍になればいずれは侍大将になりたいと思う。侍大将になれば一国一城の主に。一国一城の主になれば次は天下を。油断すればいつでも寝首を」と秀忠公に。高みを目指せば目指す程その位置に立てる人間は絞られる。その時代の天下人は一人。現代もその理りは同じ。我が立ち位置の見極めが大事。

喉元過ぎれば熱さ忘るるが人間。（写真は九度山の慈尊院、弘法大師母君の菩提寺。乳癌平癒祈願多数）

婆様が度々私に「恩は着るもの、着せるものではない」と。恩は間違いなく苦しい時代に受けている。憶えている内はそれが歯止めとなって大きな失敗はしないが、忘れた途端に元の木阿弥。病気も同じ。病気は口から入る。口養生が出来ない人はどんな名医にかかってもあかん。人は自分がした事だけが結果。