甘やかすのと、守るのとでは、根本的に意味が違う。（写真は高野山奥の院参道の地蔵）

檀家婆様が昔話を。「縁あって娘を神社に。が、義父母の嫁いびりに頭にきて３ヶ月間先方の家で寝泊まりをしてやった。婿の母親が『いつ帰る気か』と聞くんで『娘が幸せに生活出来るまでは帰らん』と。その後の４０年はほとんど行ってない」と。この話、過保護に聞こえますか。子供には厳しい人でっせ。

常に「子供は親の所有物ではない」との自覚を。（写真は九度山慈尊院）

PTA講演で「親は未熟だった時代を忘れ、今現在の自分と比較し子供を教育。さらに『うちの子は偉い。親に逆らわない』と。違うでしょ。子供は反抗しながら成長を。それをしないということは、何故、親に気を使いながら生活をしていると考えない。『窮鼠猫を噛む。自ら命を』の原因はここにあり」と。