1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【2262話目】人間が晩年を迎え、そろそろ『死』というものが、心にちらほら浮かんでくる様になると、皆、拙僧に「住職さん、眠る様に死んでいきたい」と。人間の究極の願いは、やはり「死ぬまで元気」にて。

2021-09-23 16:53:30 | 法話
昨今、若者達から「長寿の人達の特徴ってあるか」と。「拙僧周囲の狭い範疇例だが、90歳超えで元気な老人達は皆、肉食、先祖や親に孝行。人を大事にするから人からも好かれ、免疫向上。他者の悪口、誹謗中傷を嫌い、拘り持たず、顔全面を使って大笑い。男性よりも女性の比率が高い。よって、女性に長寿多い」と。

【追伸】
この若者達に「こんな事言ったら、長寿者に怒られそうだが、諺に『憎まれっ子、世にはばかる』という言葉が。本来の意味は少し違うが、拙僧は『神仏が、この者はもう少し命を与えたら、良い事をするかもしれない。いやいや、もう少し命を与えたら、と、良い事をするまで、神仏が期待をして、命を長らえさせているのかな、と。芯から悪い人間など、いないからね」と。




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