今は年中行事になった文楽公演に、森夫妻、友だちTさんの4人で大阪の
国立文楽劇場へ出かけました。行き出してから、4,5年、1年に4回行ったこ
ともあれば2回と言う年もありました。出し物によるからです。
今回の出し物 時代物「玉藻前あさひの袂」
世話物「心中宵庚申」 (近松門左衛門の心中物 )
重要無形文化財保持者の方々が居られます。
太夫の竹本住太夫氏 人形の吉田蓑助氏 吉田文雀氏
三味線の 鶴沢寛治氏
などそれぞれの芸能が一体となって演じられる舞台はいつ見ても感動させら
れます。生の人間より人形の使い手のかもし出す様はリアルでないだけに、
優美さを感じさせてくれます。
最近ではかなり若い方が人形使い手、語り、三味線を演じていて、次代を担う
方々が増えていることはうれしいことと思いました。
文楽は、一つの日本の美しい伝統芸能であり今や世界の文化遺産です。