ひんやりとした朝でした。各地で初氷のニュースもありました。
冬らしい冬と言えるかもしれないです。
高村光太郎の「冬が来た」 の詩が思い出されます。(多分高校時代)
きっぱりと冬が来た。
八つ手の白い花も消え
公孫樹の木も箒(ほうき)になった
きりきりともみ込むような冬が来た
人にいやがられる冬
草木に背かれ、虫類に逃げられる冬が来た
冬よ
僕に来い、僕に来い
僕は冬の力、冬は僕の餌食だ
しみ透れ、つきぬけ
火事を出せ、雪で埋めろ
刃物のような冬が来た
ライブラリーへ
市のライブラリーへ返本と借本に行きました。いつもは4~5冊かりますが、
年賀状も作らなければならないので、3冊かりてきました。
「いつもそばにいるよ」 江上 剛著
企業悪告発 過労死裁判などと戦う社会派小説
「誘惑」 北原亜以子著
西鶴と近松も競作した「おさん茂平衛」で男女の情と憂き世の非情
を描く歴史小説
「雪明り」 藤沢周平著
好きな作家の本で多分以前に一度読んではいるけれど、文庫本で
でていたので・・・
友を見舞う
ライブラリーの帰り友達M・Tさん宅へと、今日は肩の骨のMRI検査を
受けるとのことでした。M・Tさんはわたしとは1歳違いで77歳です。ちょっと
した弾みでの肩の骨損傷で近くの整形医に診てもらってるが、2ヶ月経って
もはかばかしくないので、医院からの紹介で志摩病院へと行くそうです。
そればかりでなく今度は歯痛で歯茎が痛み腫れあがり食べられないとの
こと、わたしも昨年12月に歯と歯茎の痛みとで治療に2月の26日までかかり
延べにして15回歯科診療を受けました。よく似た症状なのでそれらを話して
きました。
今は流動食しか入らないそうです。わたしも2ヶ月間全く少し固いと食べら
れず、りんごなどはすりおろして食べました。歯の悪いのは本当に憂鬱で辛い
辛抱です。77歳のなったとたんにいろいろ「ガタ」が来たと嘆いていました。
わたしとて同じです。昨年75歳になって、方々「ガタ」が来ています。
年齢相応それぞれ体の故障と上手に付き合い対処していくこととなります。