二つのノーベル賞授賞式、日本の鈴木 章氏、根岸 英一氏のお二人の
ノーベル化学賞は スウェーデンのストックホルムで 華やかで厳粛な授賞式
が行なわれ流暢な英語でのスピーチで自らの研究の結果をアピールでした。
共に50年の成果であり、今後の化学に寄与するだろうと、・・・特に鈴木氏は
「わたしの研究は特許をとっていませんから、どなたでもご利用くださって
結構です。」と結ばれました。
根岸氏 鈴木氏
世の中、特許をとって利益を得ようという時代ですが、化学者はお金儲けで
なく社会のため役に立つことにと、真の研究者の姿にさわやかで、清々しい
思いがしました。
一方ノーベル平和賞の方は中国の劉 曉波氏は中国の民主化運動に携わ
ったとのことで共産国中国では、投獄され、夫人も軟禁、授賞式欠席と言うこと
でした。かつてミャンマーのアウンサン・スーチーさんも軍事政権の下、民主化
活動家として平和賞への出席は出来ませんでした。
劉氏 アウンサン・スーチーさん
平和賞の場合は特に政治・政権が左右します。まだまだ世界には中国、
北挑戦やロシアのような共産国やミャンマーやフィジーのような軍事政権
国などがあり、民主国ばかりではないようです。社会主義国と言う旧ソ連邦
やベトナム、ラオスなども共産圏です。
全世界に民主化はいつ訪れるでしょうか?