夕映えに

陽が落ちるまで輝きたい、くさぐさの記録(日々の出来事、読書、スポーツ、友だち)

66年目を迎える終戦記念日

2011-08-15 15:37:19 | Weblog

   今の若い世代にとっては、終戦記念日も、広島・長崎への原爆投下の日
 
さえ知らない、関心がないと言う事を聞きます。学校では平和教育は必ず
  しますが、遠い昔の戦争など古い歴史としてしか捉えられないのでしょう。

     66年と言う年月は確かにはるか彼方です。わたしの世代が日清、日露
  戦争をあまり知らないのですから・・・・しかし、
130万人と言う太平洋戦争の
  犠牲者、原爆により一瞬にして10万人もの命を奪われた広島、長崎市、
  未だに原爆による犠牲者は続いている現実です。

     日本にとっては100年経とうが忘れてはならぬ事実ですから、学校が、
  家庭が、社会が伝えていかねばならないです。
今日の平和が築かれている
  のは多くの犠牲者の上に立っていると。・・・・・

   また戦地から帰った人々の中には長年の抑留生活や、戦地での飢えと
  悲惨な同僚の死を間近に見てきており、語りたくないと、これらがトラウマ
  となっていることもあるでしょう。

   戦争を知らない世代が、簡単に戦争についてを話す(軍部に反抗出来な
  かったのかなど)ことをわたしはあまり好きではありません。わたしにとって
  戦争は死ぬまで終わらないと思っています。

   暑い夏 8月は悲しみと鎮魂の月です。